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バンブーマイスターになりたい!―竹炭焼きに初挑戦―

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ななみん
八ヶ岳営業所

こんにちは~。
八ヶ岳営業所のななみんです。

八ヶ岳にも一息に春がやってきて、季節の移ろいの早さに驚いています。

あったかいな~という日が一週間くらい続いただけで、草木は一気に芽吹き、桜は満開になり、八ヶ岳に残っていた雪はすーっと解けてきました。

冬の八ヶ岳エリアも空気が澄んで綺麗ですが、これからどんどん気持ちのいい季節になりますね!

さてさて、そんな春の陽気のもとで、先日人生初の【竹炭焼き】に挑戦しました!

アトリエデフの環境事業部<環と環>が開催している「バンブーマイスター育成講座」に参加させていただいたのです~✾

◌バンブーマイスター育成講座って?→https://a-def.com/event/69766
全国に広がる放置竹林。
食べる、工作する、焼く、、などあらゆる竹の活用法を知り、「宝地竹林」に変えられるひとを増やすための活動です!
詳しくはリンク先をぜひご覧ください。◌

私が今回参加したのは、第三回「竹炭焼き」の回。

畑の土づくりで昨年も使わせてもらったので、馴染みはあるものの、実際につくる過程を見たことがありませんでした。

竹炭焼きの講師は、なんくるさん!

竹炭焼きを始める前は、ボヤ騒ぎと勘違いされないように、前もって消防署に連絡を入れておくのを忘れずに⚠

まずは枯れ竹を主に使い、着火。
薪に火をつけるとき同様、空気がちゃんと送られるように適当に組んであげます。

火が大きくなってきたら、どんどん竹を投入!
竹を手鋸で切って、なたで割る作業をみんなで頑張りました。

枯れ竹だと燃えやすすぎて灰になりやすいので、青竹のほうが適しているそう。

ファイヤー!していきます!🔥

これ、離れていてもめちゃめちゃ熱いです🥵
竹のエネルギーって本当にすごい。。

でも、火よりも暑苦しかったのは、沖縄出身のなんくるさんだったということは、
ここだけのひみつです。

こんなふうに炭ができてきたら…

さらに竹を追加で投入します!
竹炭になった層の上に、さらに竹炭ができて重なっていくイメージです。

ちなみに、炭になる過程で、最初は白かった煙が…

右端に見えるように黒っぽい煙に変わってきます。

白い煙のときは、主に竹の中の水分が蒸発して煙になっているもの、
徐々に温度が上がっていき、竹の中の油分なども燃焼するようになると黒い煙になるそうです。

そうして燃やし続けると、煙も出なくなり竹炭が完成します!

最後に、これ以上酸素に触れて燃焼を続けると炭ではなく灰になってしまうため、蓋を閉めて密閉します。

まわりの隙間があるところは炭などで覆って、最後に薪などを載せて重石にするのもよいです!

このまま2~3日ほど(気温など気候条件によって変わります)放っておくと、
竹炭が完成しているのです✨

ちなみに、環と環でつくっているのは「ポーラス竹炭」という種類の炭。
備長炭などと異なり、比較的低めの温度(といっても最高700℃くらい)で焼くため、軟らかめ・多孔質で、脱臭や調湿、畑の土壌改良など用途は様々です!

ただ放置されていると「悪者」でしかない竹ですが、その活用方法はいろいろ。
森の豊かな資源として、うまく活用できる知恵をつけていきたいな、と改めて思いました!

(参加者の方も、お住まいやご実家の近くに竹林があり、どうにかできないかと調べて、バンブーマイスターの講座に参加してくださっている方がたくさんいらっしゃいました。
皆さんのその心がけに敬意を表さずにはいられない…)

😲なんと❕

この日のバンブーマイスター育成講座はこれだけでは終わりませんでした!

次回、【竹炭キャンドルづくり🕯】のレポートを楽しみにお待ちください。

では、ななみんでしたっ

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