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冬のくりこま伐採ツアー
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こんにちは。 最近毎日「イカさん90」をチェックするほっしーです。 (セーブ90な)
夜中、気温が0℃程でも赤ランプは付きませんが、次の日の早朝-5℃の時はしっかりと作動していて、順調に節電しております! 水もお湯も普段通り使えていて今のところ全く問題ありません。 (何を言っているか分からない方は前回の私のブログをご参照下さい)
薄暗い中配管の向こうで光る2色の目玉が非常に頼もしいです。 (ちょっと怖いぞ)
さて、春から長野県で上棟を迎えるお客さまと一緒に、先週も宮城県の栗駒山に大黒柱の伐採ツアーに行ってきました。 今回は佐久市で建築するKさまと、富士見町で建築するSさま2組のご家族がご参加下さいました。
伐採する山は前日からの雪で写真の通り。 天気は快晴でしたが、森の中は日陰で気温も3℃位でした。
伐採する場所は毎回来るたびに違っていて、今回は車を停めてから5分ほど山道を歩いた所。 結構真っすぐな杉がたくさん生えている手入れの行き届いた森でした。
「くりもく」の前田河さんが「ココはクマがめっちゃ出ますよ…。」と言う場所。 「めっちゃ」とか簡単に使わないで欲しいと思いながらも何事もなく現場に到着。 (いるわけないじゃん)
今回は、お二組とも既にDEFの担当設計士から柱の太さや長さを指定されていて、事前にくりもくさんから伐採木を選定していただいておりました。
とっても真っすぐで立派な樹齢70年の杉。
いつも通り、家の柱として使わせていただく事に感謝しながら、参加者全員でお清めをして2礼2拍手1礼。 これから長い間ずっと家と家族の幸せを支えて下さい。
くりもくの木こりさん達のご指導のもと、お二組ともにご夫婦交互に「受け口」と「追い口」を切りました。
周りにこれだけたくさんの木が生えているのですが、他の木にひっかかったりすることなく狙った方向にバッチリ倒れて、非常に順調に伐倒作業が終了しました。
皆さん大満足のご様子。 今回初めてお客さまを指導した、木こりの小岩さんと木下くんの教え方もとっても上手でしたよ!
伐採の後は地元の温泉施設で汗を流します。
山の上の温泉施設は今日はこんな感じ。 さすがに駐車場に車はなくほぼ私たちの貸し切り状態でした。 (こんな日にわざわざお客さん連れて行くな)
そして、夜はくりもくさんのお屋敷「文字の家」にてご宿泊。 美味しい料理とお酒をいただきながら、くりもくの千葉さんが木や柱について熱く語ります。
中学生2人組と神経衰弱で「めっちゃ」盛り上がっているあのメガネの人が前田河さんです。 昭和のお正月の実家感満載です。
次の日は、くりもくさんの工場で昨日倒した木を製材する作業を見学します。 丸太は伐採直後に自分の名前を書いてあるので、実際自分が切った木だと分かります。
切った木がだいぶ太くて長いのであの入口に入るのかな? (ギリギリでした。)
写真中央のオレンジの機械の中を超巨大な帯状のノコギリがグルグルと高速で回っていて、そこを丸太が何度も往復していくと徐々にきれいな四角の柱になります。
丸い穴の様な節がたくさん出たり、木の内部に目立つ傷等があったりするとちょっと気になるので、皆さん期待と不安で作業を眺めております。
2本ともとってもキレイな木目が現れました! 皆さん木目をじっと見つめたり、触ったりしながら、これから家を支えてくれる大黒柱に思いを馳せておられました。
伐採ツアーに参加されたお客さまはいつも「来て良かった!」とおっしゃって下さいます。 こんな経験は人生でもなかなかできない事ですよね。
とても寒かったり暑かったり、ぬかるんだ山道を歩いたりなかなか上手く木が倒れなかったり…。 そんなちょっと大変な経験があったとしても、思い出が深くなるのでそれはそれでいいのではないかとも思います。 (お客さんに大変な思いをさせたがる会社)
KさまとSさま、2日間ありがとうございました。 来春から始まる建築工事をどうか楽しみにお待ちください。
【おまけ】道路に普通に子ヤギが歩いていました。 オメさんどこいくで?
いや~田舎ですね~。 (八ヶ岳周辺も同じようなもんだろ)