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新米監督奮闘記~もうすぐ建て方~
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こんにちは。
増田課長はじめ、上田本社の皆さまの愛を一身に受け成長中の池田です。
本日、飯山市のI様邸の建て方を行いました。(「もうすぐ建て方」とタイトルを書いて数日、あっという間に当日になってしまいました。)
今回は建て方までをおさらいしていきます。
こちら基礎工事が終わり、基礎回りの養生をした際の現場です。雨で泥が跳ねかえって基礎を汚すのを防いだり、養生してあるとゴミと泥が混ざったりしないので掃除がしやすくなります。
基礎の打設が終わったら、埋め戻し、設備屋さんに建物周りの配管をしてもらい、足場屋さんに仮設の足場を建ててもらいます。
(型枠解体直後)
(埋め戻し)
(外部配管)
(仮設足場設置)
養生一つとっても、基礎屋さん、設備屋さん、足場屋さんの工事日程の合間を縫って行います。(設備配管も養生も仮設の足場が建ってると施工できないため。)
そして建て方に必要な金物や構造材、足場板などを現場に搬入します。いよいよ建て方当日。
(建て方当日、朝)
建て方の朝は現場に材料がぎっしり。ぱっと見たくさん積んであるようにしか見えませんが、クレーンで吊っていくので、上から組み立てる順に積んであります。
一階の柱を立てて、その上に横架材を組みます。
横架材が組み終わったら、さげ振りで水平を出して仮筋交いで固定、そのあと足場板を上にあげて落下防止ネットをはって、二階の柱を立てます。
二階も横架材組んで水平出したら小屋束立てて棟木組みます、上棟!
登り梁を入れて母屋入れて垂木並べて、板を張るところまでできました。建て方当日は事故がないか、足りないものなどないか、など考えて緊張します。無事に上棟できてほっとしました。
以前増田課長から「人と物がそろわないと現場が止まっちゃうよ」と言われたのを思い出しました。言葉にすると当たり前なのですが、これが意外と難しくて、人(=施工者、工事内容ごと)と物(=材料、安全に効率よく作業するための仮設、道具などなどすごい多い)が現場にそろわないと家ができていきません。
現場監督を始めたばかりのころは半ば暗記のように「このタイミングまでにこれが必要だ」と覚えて準備していましたが、上記のような建て方の一連の工事が頭の中で再現できると、おのずと必要なものや工事がわかってきます。「あれやって、これやって、これつけて、、、あ、やっべあれ準備しなきゃだ!」と思い出す感じです。(たぶんベテラン勢からすると当たり前のことですが、池田にとっては大きな一歩)
いまだに予想外のことにてんやわんやしていますが、これからも頑張っていきたいです。
ではまた