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半年かけて実験中

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戎谷
八ヶ岳営業所

実験中です

デフが参加している工務店の会と大学の共同研究で おもしろい結果が出たのデフでもちょっと実験中です

結果というのは、ウイルスや細菌に対してどれだけ殺菌効果があるのかという実験

工務店の会は全国から集まってくるので それぞれの会社が採用している杉材を集めての実験 産地も乾燥方法も色々。実験結果は 何処の産地の杉材でも同様に高い殺菌効果が証明されました(実験方法や細かい結果の詳細は 次回ブログに書こうと思います)

今回はこの結果を受けての簡単な実験                          これも参加している多くの工務店が実験して面白そうだったので工事部と一緒にやってみました。

学校に提出するレポートのような表題とすると

材木の違いにおける食品のカビの発生・腐敗速度の違いについて                             

準備するもの・・・密閉できる瓶・食パン(ちょっと高級な無添加のパン)・デフ使用している一般的な材木たち                                              ここで無添加のパンを選んだ理由は、添加物が入っていると菌の発生に影響が出そうだったっ為 といえば聞こえは良いですが、・最後に自分たちが余ったパンを美味しく食べたい・その理由もかなりありました。実際 余ったパンは監督の川尻君が美味しくいただきました。

実験結果は 興味深いものに

今回準備した材木たちは、現場から拾ってきた 杉(赤い部分 水分少ない)・(白い部分 水分多い)・唐松・ヒノキ・ヒバ・ナラ

自分たちの予想では ヒバ・ヒノキは問題なく殺菌効果は高いと予想

では実験結果は??????                                           実験開始は 昨年の8月31日からスタート 写真は今年の1月26日頃までの様子

まずは ナラ

結構すごいカビ もうすぐカビにパンは食べられてなくなりそう

次は 唐松

半年たってもこの状態 すごい

次は 杉の赤い部分(芯に近い部分で含水率低めです)

これもすごい

次は 杉の白い部分(皮に近い部分で含水率高め)

これは 予想外にすごい

次は 安定しているはずのヒノキ

大失敗 一番カビだらけ(原因は 自分のミス・実験の前に瓶の蓋を地面に落としてしまい、傷をつけてしまったため、外から菌が浸入した様子)

最後は 超優等生のヒバ

瓶の中で結露まで発生してもこの状態。何も発生していません。美味しくないけど食べれそう。すごすぎる

この実験が正しいか?成功か?は簡単な実験なので分かりませんが、それでも興味深い様子がみれました。考えてみれば、材木も自然界の中で沢山の菌と共存・抵抗しているはず。抵抗力があって当然。建築をするときも適材適所で材木の性質を考えて施工すれば 各材木の特色を生かしてすごい力を発揮してくれそうな予感。

もう一つ別の実験も進行中 これはまた今度(でも もう少し時間はかかりそう)

えび

 

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