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アトリエDEF通信

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展開図マスターへの道は険しい。

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八ヶ岳営業所

こんにちは。八ヶ岳は朝夕薪ストーブをつけるか迷う気温の今日この頃です。
ブログではすっかり畑の様子やら昼ごはんやらをお伝えしておりますが
設計の仕事してるのか?と疑われそうなので、
たまには設計のお仕事のことを。

最近、展開図という図面を練習でトレース作業をしています。

展開図という言葉を聞くと、小学校で習った、立体を切り開いたような図を思い浮かべる方も多いと思いますが、
建築での展開図というのは、ひとつひとつの部屋の中から見た4面の壁を書いた図面で、室内の立面図のようなものです。(雑なイメージイラストをどうぞ)

「建築 展開図」で調べてみるとどんな図面かわかるのでお暇な方は調べてみてください。

展開図には、天井の高さ関係、土間と部屋との段差の高さ、梁がどの位置にくるのか、建具の大きさやデザイン、収納などの家具のデザイン、照明、スイッチ、コンセントの位置…など、実際にその部屋に入った時に目に見える、ありとあらゆる情報が盛り込まれます。

なので設計者や施工者、またお客様にとっても平面図を見るよりも各部屋のイメージが湧きやすくなる図面ではないかな、と思います。各部屋のディテールがわかる重要な図面ですね。

そのたっくさんの情報がこの展開図に入っている分、書くときは他の平面図、立面図、矩計図、床伏図、小屋組図、電気図、デフの標準図などなどを参照しながら…そして、各部屋×4面を書くので、ひとつの家に対して書く図面の枚数は約20枚ほどになります。
ですので意外と展開図を書く労力って半端ない…のです。(ふつふつと感じております)

ましてやデフの標準仕様を頭にたたきこめてない新米ホヤホヤが練習する図面としては、「あれ、ここってどうなってたっけ?」と毎回確認したり調べたりすることになるので、ものすごく時間がかかってしまうのです…。(ゴメンナサイ。)

ですが展開図を書いているといろんな箇所の寸法や仕様など書きながら知ることができるので、とても勉強になります。
展開図マスターになれるようこれからも精進いたします!

それではまた~

からさわ

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