リフォームの話
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改修工事というものがあります。
リフォームと言った方がわかり易いのかもしれません。
何をどうするのがリフォームなのでしょうか?
そして、そのメリット、デメリットは?
とても大雑把な言い方をすれば、既存の建物の骨組みをある程度残してさえいれば、
何をしてもリフォームです。
(床面積を増やしたりするのはダメですよ)
その内容によっては、新築と同様、確認申請が必要な場合もあります。
施工事例
メリットはたくさんありますが、
今住んでいる建物をリフォームする場合、どんな所を改善したいか
体験でわかっている…という事がとても大きい利点です。
新築ではイメージしにくい部分、暑さ寒さや明るさ暗さ、風通りの良し悪しに使い勝手等々、
わかっている分、改善もしやすいのです。
また、昔の建物は耐震の事をあまり意識して建てられていないため、
リフォームの機会に補強工事もやってしまう事をオススメしています。
耐震診断をして適切な補強をしたり壁を増やしたりという工事は、
それだけを単独で行う事は出来ません。
大なり小なり改修を施さなくてはできないので、リフォームのついでにやってしまいましょう。
もちろん予算的に新築より安く済む場合が多いのも、リフォームの重要なメリットのひとつです!
いい事ずくめのようですが、デメリットもあります。
当たり前のようですが、プランの自由があまりきかないこと。
構造上の問題で柱や壁が取れなかったり、設備配管の勾配の問題で水廻りの位置の変更が出来なかったりして思うようなプランにならないこともあるのです。
また、お客様が住んでいる建物の場合ですが、
工事の内容によっては、仮住まいを用意して一度引っ越さなくてはならない場合があります。
引越し費用や家賃などが、工事費とは別に掛かるので注意が必要ですね。
また、壊してみないと見えない部分がどうなっているかわからないので、
追加費用が発生し易いというのも、大きなデメリットのひとつです。
例えば
壁を剥がしてみたら柱や土台が腐っていて、そっくり取替えなくてはならない…などなど。
ただし、これに関しては事前の調査をしっかりやることで、かなりの部分を解消できます。
時には部分的に壁や床を壊してみたりする事も調査方法の一つです。
他にもメリット、デメリット多々あると思いますが、
むやみにゴミを出すよりも、リフォームで十分に家は蘇る可能性がありますので
決断する前にお声かけください!
砥石