阪口製材所

- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
今回のblogでは、M様邸で使わせていただいている
構造材についてご紹介させていただきます。
『吉野杉』で有名な奈良県吉野郡に阪口製材所という製材屋さんがあります。
DEFの現場ではM様邸で初めて、阪口製材所さんの木を使うことになりました。
そのため、阪口製材所までスタッフで見学に行く事にしました。
これは、M様邸の土台用のヒノキ。
これは、梁材。
これは、材木のストック。
そろそろ何かお気づきですか?
これは、ストックしている木を乾かしている様子。
これは、構造強度を計測する施設。(グレーディング施設)
阪口製材所さんを見学して思ったこと・・・。
とにかく、品質管理体制がしっかりしていること。
天然乾燥で乾燥させる木は、
ヒノキで1年。
杉は2年乾燥させるそうです。
また、貯木している木の量も本当にすごい!!
阪口製材所に欲しい木がなかったら、
どこを探しても無いのではないか?
と、思える程です。
阪口社長が、
天然乾燥を始めたのは、今からおよそ13年前。
当時は集成材を作っていたそうです。
しかし、環境問題を真剣に考えた結果、
天然乾燥に移行する決意をしたそうです。
そして、天然乾燥材がきちんと揃うまで丸2年間。
全く材木を売らずに保管しつづけたそうです。
その強い信念があったからこそ、
今の安定した貯木量を支えているのだと思います。
山のために人のために取り組む姿勢は、
本当に素晴らしいなぁ。と心から思いました。
詳しくは、阪口製材所のHPもご覧下さい↓
http://wood-sakaguchi.jp/index.html
これは、割り箸にする材料。
一本の木を無駄無く使います。
広葉樹のストック。
(まだまだいろんな樹木があります。)
大きな大木に食い入る
えび部長♪とハヤシさん♪
強い信念と責任感に裏付けされた構造材。
構造材の素晴らしさに負けないように、
家全体として、素敵な家になるように
職人さん達と一緒に、頑張っていきたいと思っています。
yamamoto