アトリエDEF通信

おはようございます。けろです🐸
最近貸してもらった料理本を読みながら、
これも作りたいなあ、こうゆう風にしたらちょっとアレンジできるかもなど、
夜な夜な考えています。

さて、今回はお施主様と一緒に土壁塗り体験をしました！
アトリエDEFの家には、”土壁”が使われています。
木質断熱材(ウッドファイバー)、木づり、荒壁、中塗り、漆喰という順に、壁が仕上がります。
詳しくはこちら↓
「13、壁塗り。左官屋さん、土壁。」https://a-def.com/defblog/35992

材料はとてもシンプルです！
こちらの原料となる土に、丈夫にするための藁です。
無農薬でお米を作っている方から、おすそ分けしていただいています！

まずは土に水を投入～～～～。
水を含んだ土は、とーーーーーっても重いです！！
すりつぶすようにして、混ぜていきます。
この耕運機、すごくてあまり力を入れなくても勝手に進んでくれます。笑

チョコレートに近づいてきたら、藁を投入！
その後もひたすら耕運機を進ませます。混ぜ続けること、３０分。
なんということでしょう。とても美味しそうに見えますね！←え
まるで、”角が立つくらい”に泡立てた生クリームです。家の材料を作るところから見ることができるのも、身近にあるものだけで作られているからこそ。
この土を寝かせて、藁が発酵しより粘り強い土が出来上がります。

そして、ついに荒壁土を塗るときがやってきました！
左官の職人さんに教えていただきながら、お施主様がいざ挑戦！！
土を伸ばすのが難しい、、！
私もやらせていただきましたが、土を木づりにからめるのがとても難しかったです。
徐々にコツをつかみながら、土と会話しながら丁寧に作業していきます。
旦那さんも挑戦！
はじめは苦戦していましたが、どんどん上達！
徐々に塗れてきました♪

実際に職人さんに塗るところを見せていただいたところ、
すごいスピードで、土が塗られていきます！
コテの角度とか押さえつける力加減などが完璧でないと、
土が上手く木づりとかみ合わずぼとぼと落ちていきます。 厚みも調整しながら、あと少しで完成に。
5分もかからずに塗り終えそう、、、すごい、、、。
じゃじゃーーん！
無事完成しました＾＾

土の感触や藁が発酵した匂い。

そして職人さんの技術のすごさ。

べと屋さんを始め、職人さんも昔に比べてだいぶ減ったとのこと。

機械やAIができることも増えましたが、人でなければできないこともたくさんあります。

大切な想いと技術が失われないように、引き継いでいきたいですね。

ここから荒壁土を乾かして、次は中塗り土を塗っていきます。
その後の漆喰もお施主様と一緒に塗りましょう！というお話にも♪
色々な人の想いが詰まったお家。
まだまだ楽しみがいっぱいです＾＾

以上、けろでした🐸