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カラマツ愛
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最近、八ヶ岳も暑さが戻ってきました
お盆の間は冷え込んだので、毛布を出してきていたのですが
ここ数日はいつの間にか蹴とばしてます。。
先日の休日、久々に建築に触れたいなと思い少しドライブをして
八ヶ岳高原音楽堂(設計:吉村順三)へコンサートを聴きに行きました
この建物は三角形のグリッドで設計されていて、
音楽ホール部分は平面は少し伸びた六角形、上部の菱形のトップライトがとても印象的です
架構の見せ方や板の貼り方、とても勉強になります
築30年以上経っているとは思えない、、
音楽ホールの床は堅木(チーク)ですが、それ以外の木の部分はほぼカラマツです
そしてなんと、ステージの上に見える楽器もカラマツで出来てるんです
カラマツ愛。
ピアノによく似ていますが、チェンバロというピアノの原型となる楽器です
初めてチェンバロの音を聞いたのですが、ピアノと全然違ってとっても驚きました
ピアノは弦を叩いて音を鳴らすのに対し、チェンバロは弦を弾いて音を鳴らすのだそうです
ピアノと異なり、ペダルも無いし、音の強弱も殆どつきません
それでも色々弾き方の工夫して、様々な曲を弾いてくださいました
ピアノも大好きなのですが、チェンバロの音も素朴で八ヶ岳の自然と調和し
個人的に凄く気に入りました
またチェンバロ聞きたいなあ、機会があるなら寧ろ弾いてみたい
DEFで建てているような、森の中のお家なら楽器も思いっきり演奏出来そうですよね
羨ましい
遠藤