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11ヵ月前の移住の決断
- ほっしー
- 八ヶ岳営業所
こんにちは。 1年前の春の緊急事態宣言の頃からなぜかもう一度村上春樹の小説を最初から読みたくなって、今やっともう少しで最新刊まで読み終えそうです。
さてこのご時世の中、ちょうど1年程前から都会からこの八ヶ岳の周辺に移住を真剣に考え始める方が多くなってきました。
先日お引渡しをしたSさまもその一人で、当時はこちらに来ることもままならない中、メールやzoomを使って土地の相談を受け、私が現地を見に行ってアドバイスする。そんなご相談を繰り返していました。(写真はお引渡しの様子)
Sさまはコロナ以外にも、地球温暖化で夏も猛暑と化す都会で一緒に暮らすご家族やワンちゃん達のことも思っての移住でしたので、その決断は早かったです。 その早い動きで気に入った土地を満足のいく金額で手に入れることができました。
まだ山暮らしに慣れていないSさまですが、相談を繰り返す中で「DEFの暮らし」に憧れと共感を抱いてくれたことはとても印象に残っています。
そしてある時「なぜアトリエDEFを選んでくれたのか?」と聞いた時に、ご夫婦から「だって、DEFさんはすぐにメールの返事を返してくれたり、すぐに土地を見てくれてアドバイスしてくれたから!」とサラッと言っていただき、その時は非常に嬉しかったこともよく覚えています。
建築中の今年の冬は毎日原村の気温をチェックして恐れおののいていたとのこと。(大丈夫ですよ家の中はあったかいので)
お引き渡し当日も水道業者さんから、冬に数日留守にする際の凍結防止の「水抜き」方法を真剣に聞いていました。 また原村に設置される高度浄化槽の仕組みも見せてもらい、納得のご様子。 水道や下水の仕組み等自分の家のことを知るって大事なことですね。
お引渡しは「儀式的」な感じできちっとしたいマジメなほっしーを差し置いて、DEFスタッフは勝手に「蜜ろうワックスを先に2階から塗っちゃってますね~!」と動き出し、塗りながらSさまの質問に答えたり、買い物や冬の山暮らしのテクニック的なことを笑いながら話したり。
まあこのノリがアトリエDEFの良さなんだなと他メーカー上がりのマジメなほっしーは妙に納得。 Sさまご自身が喜んで満足されているのでそれが一番ですね。 マジメなほっしーが数年間は鍵をお預かりして冬はたまに建物や水道の様子はチェックしますのでご安心下さい。
お引き渡しではアトリエDEFから「檜のお風呂桶とイス」「建物の柱が育った山の緯度と経度の入った立面図のイラスト」がプレゼントされました。 ほっしーからは「とってもカワイイ♡竹の鳥の巣箱」と「同じくとってもカワイイ♡白樺のスウェーデントーチ」をプレゼント。
八ケ岳の麓の別荘地のどこかにこんな素敵な赤い屋根の家が建っています。 ご主人さまはこれから薪を作ったり庭を作ったりと張り切っているご様子なので、今後の暮らしの変化の様子を楽しみにしております。
ぜひオーナー宅訪問もさせていただき、移住のことや薪ストーブのこと・冬の生活がどうだったかを聞かせて下さい! これからも長いお付き合いをどうかよろしくお願いいたします。
【おまけ】先日の上棟式の現場でコーヒー豆の袋を発見! 建築の廃材のごみ袋として再利用されていました。
コーヒー豆の栽培にも日本人が放っておけない問題があるので、そんな取り組みの中から生まれたアイデアです。