アトリエDEF通信

’望月の家’の取材の翌々日、
宮城県栗原市にある、’鳴子エコラの森’と
栗駒木材さんへの取材に同行させていただきました！

私は去年の春、新人研修でこのエコラの森に植林をしに来た以来。
植えた杉・ヒノキや、グリーンウェーブより
いただいた多種の苗木も（土地にあったものを選んで植樹しました）
すくすく育っていて、嬉しく思いました。

ここ栗駒高原、鳴子エコラの森で
望月の家の大黒柱を住まい手さん自ら伐採しました。
だいたい、この辺り。だそうです。

伐採する時は、図面を持ち、
どの木がいいか選んで切ります。

「伐採することで森に光も入る。
　自分たちで倒した木が柱となり、
　おじいちゃん、お父さんが森で切ってきた木が
　世代を超えて受け継がれていったら。」
と、伐採の指導をした大場さんが語ってくれました。

続いて、皮むき間伐の取材。
真ん中の、つるんとしているのが
すでに皮をむいた赤松です。

膝くらいの高さのところにノコで切り込みを一周入れて、
ヘラを差し込んで、あとは手で引っ張る！

大井社長も挑戦！

私も皮むきに挑戦しました。
むいたばかりの皮の内側は、
樹液と水分でひたひたでした。

皮むき間伐のメリットは、
まず天然乾燥であること。
含水率を下げること。
伐採した時に軽いので運びやすい。
工場での乾燥の時間を短縮できる。
などなど。。。

新しい林業の可能性を感じているそうです。

森には牛も4棟いました。
草を食べてもらうためです。
「モオ～」という大きな牛を想像していたので
かわいい！と思わずなでてしまいました^^

エコラの森を後にして向かったのは栗駒木材さん。
これは、これから燻煙乾燥をするところです。

こちらは、アトリエデフが植林した森です。
数年前に植樹した木たちがぐんぐん伸びていました。
豊かな森になりますように。
50年後・・・
100年後・・・・。

山から木を切り、家を建て、家族が暮らしていく。
光が入るようになった山に、使ったぶん、還す。
そんな森と人の関係が、
豊かな暮らし、豊かな社会、そして豊かな地球へ
繋がっていく事を願っています。

今回取材したいただいた記事は
9月発売の雑誌「住む。」に掲載されます。
お楽しみに！！

mayu

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