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誰でも簡単 煙突掃除!
- ほっしー
- 八ヶ岳営業所
ここは山梨県北杜市高根町にある「アトリエDEF山梨営業所」
営業所って言っても8坪+ロフトの小さな平屋の建物です。お打ち合わせやイベント等で使うことを主な目的としているので、普段は静かなものです。
地元の人には「アトリエDEFって大丈夫?」「何の会社?」って絶対思われているはず。
そんな山梨営業所ですが、最近北杜市などに移住や別荘を計画するお客さまが増えてきたので、週末はほっしーもお客さまとの打ち合わせでよく訪れています。
いよいよ寒くなり薪ストーブをつける季節。
「ほっし~煙突掃除手伝って~」との黄色い依頼(?)を受け、今日もほっしー整備長が山梨営業所へ出張です。
薪ストーブの煙突掃除って大変そうなイメージがあると思いますが、やってみると以外と簡単。今日は煙突掃除の大体の流れをご説明したいと思います。
まずは室内の煙突を外します。煙突はいくつかの長さで分かれていて、ただお互いがはまっているだけ、またはワンタッチでパチンと留める金具でつながっているだけ。グリグリしながらひっぱれば簡単に外れます。
煙突を外した天井部分はゴミ袋をガムテーブでくっつけて、こんな感じにしておきます。
外した煙突の中を見てみると・・・。「まっくろくろすけ 出た~っ!」 どうやら4年位ほったらかしだった様子。
こっちの口は部屋の天井に近い方。毎日ストーブをつけていない状態でたまに火をつけるので、冷えた煙突にススが付着したのだと思われます。
こっちの口はストーブ本体の方。煙突自体がすぐに熱くなるのでススは少ないですね。
付着しているススはとても柔らかく粉雪のよう。なでればさっと落ちてしまいます。
先端に針金でできたタワシがついている煙突掃除専用の道具でさっとなでればアッという間にきれいになっていきます。
別にわざわざ専用の掃除道具を買わなくても、棒の先に雑巾などを巻き付けて作った道具でも十分きれいになりますよ!
次はいよいよ屋根の上の煙突掃除です!
普通はなかなか自分チの屋根に上る機会ってないですよね。屋根の上は非日常の世界。
道路を走る車や目の前の郵便局から出てくる人の視線をバチバチ感じます! やだ、あの人チラ見して車に乗る時にまたアタシのこと見てる・・・。 結構クセになりそうです。
それにしても360度山が見渡せる大パノラマ。八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳、富士山は木の向こうに見えるような見えないような。 写真も煙突を撮る気ないでしょ。
煙突の先っちょもパッチンで留まっているだけ。「煙突の先っちょ」って何ていうお名前?「パッチン」は?
先っちょを外してワイヤーブラシをどんどん入れていきます。
3~4回往復するとモフモフのススはきれいに落ちてしまいました。
そんなわけで、室内のごみ袋の中にこんな感じでまっくろくろすけさんを捕獲。
「お前たちをゴミに出してやろうか、畑にまいてやろうか、どっちがいいんだ?」
「じゃあ畑だ!」(誰?)
きれいになった煙突をまたもと通りにはめてお掃除は終了です。
だいたい作業は30分位で終わりました。ただ、建物が2階建てだと屋根に上るのが大変になるし、室内の煙突自体も長くなるのでもう少し大変になりますね。そう考えると平屋って楽!
薪ストーブのアクセサリーカタログを眺めていると、室内からブラシをつっこんで掃除できる道具もあるんですね。これなら屋根に上らなくてもいい。
屋根に上る際は天候や安全な足場を確認しつつ、必ずヘルメットを付けて慎重に作業を行って下さい。 薪ストーブを付けたらぜひ煙突掃除も楽しんで下さい!