kanto
山のなかにて。
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先日、群馬県の猿ヶ京というところへ行ってきました。
前橋からは車で1時間ちょっとぐらいの位置になります。
川遊びなどのアクティビティなどが盛んな、みなかみ町からさらに少し山の中に入っていく感じでした。
猿ヶ京という地名。名前の由来は有名な武将の上杉謙信にちなんでいるそうです。
「庚申の年、申の月、申の日に、申年である謙信が縁起の良い夢を見たことにちなんで地名を「申ヶ今日」と改め、後に漢字が現在のものに変わったとされる」との事。
上杉謙信なので、新潟から江戸へ行くときにこの場所を通ったらしいです。
そんな猿ヶ京には、赤谷湖という湖があってその周りを散歩していたら珍客に出会いました!
写真中央のグレーのモノが見えます。鹿かな?と思ったけど知ってる色となんか違う。
もう少し近づきます。
カモシカでした。
実物を見るのは初めてでした。意外と大きいんですね。
車に乗っていればなんとも思わないかもしれないんですが、徒歩の状態で会うと、より大きく感じます。
そしてジッとこっちを見ています。
少しすると草をムシャムシャ。食事中でした。
やはりエサが少なくて人里まで下りてきてエサを食べているのかなぁ。なんて一瞬思ったのですが、でも食べてるの普通の草っぽいし….
いくらでもそのあたりの森の中でも食べられそうなのにな。なんて勝手に思いながら眺めていました。
大きな道路の通りだったので危なそうだし。
さすがにその隣の歩道をトコトコ歩いて行く度胸もなかったので反対車線の歩道へまわり、歩いていきました。カモシカはジッと見ていました。
そんなカモシカ(正確にはニホンカモシカ)は、特別天然記念物に指定されていて、やはり珍しいは珍しいらしいです。
この場所もダム湖(赤谷湖)沿いに走っている道路沿いの場所。
野生の動物たちにしてみたら、なんで人間がいるんだろう?って感じなんでしょうね。
人と動物が、うまく共存できるような社会の仕組みになれば良いなぁなんて思ったりもしました。
まる。