yatsugatake
「うちにいる時間を楽しむ」想像を楽しむ
- oh-!
- 軽井沢・佐久オフィス
うちにいる時間を楽しむ。
どこにいても、工夫してできることはたくさんあるけど、「もっとお家がこうだったらなぁ」と想像したことはありませんか?
わたしは「う〜ん・・・」と思ったら、すぐ想像してしまいます。
今わたしが住んでいる家は、平家の賃貸でまぁまぁの広さがあり、ゆとりを持って暮らせているのですが、周りの家は二階建てばかりであり、かつ、密集しているため、八ヶ岳エリアでありながら日当たりがあまり良くありません。
夏はそんなに気にならないのですが、冬は日差しが入らない時間があって、部屋がすごく寒い。
真冬は、キッチンのスポンジが凍ることさえありました。
そんな寒くて暗い我が家で先日、5日ほどおうちで過ごす機会があったのですが、「ここがDEFのモデルハウス「循環の家」だったら、もっと快適にうちにいる時間を楽しめただろうに・・・」と、あれこれ想像しました。
ーーーーーとある日の頭の中ーーーーー
朝。
起きて、先ずすることは、薪ストーブに火を付けること。
まだまだ朝が寒い時期だけど、薪ストーブの暖かさを知ってると、寒くて布団から出れないことはなくなる気がする。
火を点したら、外に出てストレッチがてら薪割りでしょうか?
春は、薪割りのシーズン。
半年後にくる冬に向けて、ラストスパートで薪割りをします。
でないと、乾燥が間に合わない。
ようやっと朝食に・・・。
薪ストーブをつけた時に、ついでに天板の鉄板に、アルミホイルで包んだピザトーストを載せたので、いい感じにチースがとろけてる頃合いかと。
一緒に天板で沸かしたお湯でコーヒーを入れて、温かい土間でのんびりいただきます。
今日は日差しが温かいから、デッキで布団も干そう。
本日のメインは、畑の土づくり。
まだ霜が降りる日もあるから、植え付けはGWあたりにして、それまでに畑の状態を万全にしなくては・・・。
近くのコイン精米所からもらってきた籾殻をまいて、耕運機で土を耕します。
とりあえず土のpHを調べて、あとで石灰と鶏糞を買いたして、混ぜるつもり。
昼。
冬越しした小松菜や取り忘れた野沢菜の菜花を収穫して、また薪ストーブの天板で置きっぱなし調理。
今日のランチは、春野菜とあさりの酒蒸しです。
薪ストーブの時期は、この熱源を生活の中でどれだけ活かせるかを楽しみ尽くしたい。
午後は、のんびりと読書を・・・。
とその前に、本のお供にクッキーが欲しいので、先日もらった国産レモンで、レモンクッキーを作ろうかな。
ザクザク軽い感じにしたいから、バターは使わず菜種油で。
材料をパパパっと混ぜて型抜きして、薪ストーブのオーブンへ。
狐色に焼けたら、出来上がり。
いざ、読書。
2階の風が通る窓際に腰掛けて、時々クッキーをつまみながら。
爽やかなレモンの風味と清々しい空が、初夏の訪れを予感させる。
布団を入れて、スーパーとホームセンターへ買い出し。
帰り道の夕日がキレイだったので、薪ボイラーが沸くまで、少し散歩しよう。
夜。
ラジオを聞きながら、ご飯をつくる。
かまどで炊いたご飯をお櫃に移して、近くに生えてた蕗の薹で作った蕗味噌といただく。
メインは、今日買ってきたサワラとアスパラを国産レモンと一緒にソテーしたもの。
味噌汁には、シンプルに豆腐とおあげとわかめを入れて。
食後のデザートには、甘いイチゴと八朔でしめます。
薪で炊いた柔らかいお湯のお風呂に入って、布団をひいて寝る準備。
薪ストーブは、熾火にして暖かさが朝まで残る様に調整します。
薪を取りに外に出たら、キレイな星空が・・・。
明日も天気が良さそうだなーとワクワクしながら、ふかふかの布団でおやすみなさい。
ーーーーーENDーーーーー
そんなことを寒い部屋のこたつの中で思いふけってたら、現実に若干の物寂しさも感じましたが、自分の理想の暮らしに近づけるようにもっと暮らしを楽しみたいなーとワクワクもしました。
自分の手でつくる暮らしと家がリンクしていたら、毎日が充実して心の糧がどんどんたまることは、デフで働いてて実感済みなので、理想の暮らしをたくさん夢見て、今を楽しんで乗り切ろう!と強く思いました。
家にいる時間、自分の暮らし、暮らす場所、家、環境。
新型コロナの感染予防で、家で過ごす人がますます増えてくと思いますが、わたしたちの暮らしはまだまだずっと先まで続いています。
おうちで仕事することも増えていくだろうと思うので、未来のおうちでの暮らしがもっと楽しみなものになるといいな。
おうちこそ、誰もが心落ち着けて、楽しさで心の糧がたまる場所でありますように。
oh-!