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ウチで使う電気は何でできてるの?
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数日前はひさしぶりのパウダースノー。やっと原村らしくなりました。雪が降った次の日は朝から快晴で、真っ青な空をバックに木から落ちる雪がキラキラ光る原村の冬の光景はホントに気持ちがいいです。でも雪が降ったのはこちらだけで、北信の方はほとんど雪がないみたいですよ。
さて、前回私達が「電気」を使うことで地球温暖化を進めていると書きましたが、本当にそうなんです!
現在の日本は「石炭」を燃やして電気を作る「火力発電」が全体の約3割を占めています。東南アジアなどから安く石炭を輸入して燃やし、膨大な量の二酸化炭素を新たに生み出して地球に排出しています。そんな火力発電でできた電気を日本人は使っているのです。
2015年に採択されたパリ協定では、今後の地球の平均気温の上昇を1.5℃以下に抑えるためには、2050年までにCO2排出量をゼロにする必要があると示されました。いよいよ2020年から「パリ協定」が実施されるという時に、日本は今だに火力発電所を新設しようとしています。
我々も近年、CO2排出による地球温暖化のために、夏の高温や台風の被害に遭い苦しい思いをしてきました。去年の長野市の洪水被害は記憶に新しいはずです。それなのに環境のことよりも経済を優先させる日本。そして多くの日本人はこの問題についてまだ他人事。誰かがなんとかしてくれるんじゃないかくらいにしか思っていませんよね。
今すぐに、日本の政府と企業そして日本人一人一人がこの問題に取り組む必要があります。
アトリエDEFの会社は火力発電でできた電気を使っていません。伊那市高遠の水力発電でできた電気を使っています。「えっ、そんなことできるの?」と思われた方。簡単です。今は電力自由化の時代。別に有名な大手電力会社と契約する必要はないんです。
DEFは「みんな電力」という会社と契約し、再生可能エネルギーを使った電気を買っています。自分の家の電気が「どこで何で作られたのか」を知り、地球環境を破壊する電力は使わないと意思表示をすることは大切なことだと思いませんか?
新築時でなくても、今のお宅でも電力会社を変更する手続きはとても簡単にできます。この機会にぜひご家族で考えてみてはいかがでしょうか?
毎年スキーを楽しみにしているDEF見習いほっしーは、今年CO2削減に向けて家族で本格的に動いていきます。またご報告します。