ゴミの行方〜最終処理場を見学してきました
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
こんにちは。
先日、産業廃棄物として出たゴミがどんな形で処理・再生されるのか知るために、
株式会社フロンティア・スピリッツという会社に
おじゃまさせていただきました。
産業廃棄物は大きく、
瓦礫・ガラス・金属・廃石膏ボード・木くず・廃プラスチック
の5つに分類されます。
今回は、焼却工場と再生工場の2つを見学させていただいました。
瓦礫・ガラス・金属・廃石膏ボード・紙くず・木くず・廃プラスチック・ガラスなどが
こちらの焼却処理場には、1日20tという量が毎日届くそうです。
なんと廃プラスチックや石膏ボード、瓦礫の仕分けは人の手で行われているそうです。
焼却を何度か繰り返して、出てくる灰をなるべく少なくして
埋めたてるそうです。
この施設を運営していくためのメンテナンス費用は億単位!!?
瓦礫もたくさん集まってきます。
アスファルトコンクリート、セメントコンクリート、レンガ等を何度か破砕し粒度調整して
再生砕石として、土間コンクリートの基礎材、道路用の路盤材として再利用されます。
再生工場では、
廃プラスチック・木くず・新聞紙などがこちらも1日20t
汚泥が60リューベ(立方メートルのことで、体積の単位)届くそうです。
汚泥とは、水中の浮遊物質が沈殿、浮上して泥上になったものなのですが、
大きな工事現場などで”杭打ち”の掘削工事の際に大量にできてしまいます。
それを乾燥させて、埋め戻し材・盛土材・置換土などに使用しているそうです。
廃プラスチックや木くずは、
新聞紙などは燃料の補助剤として再生されるそうです。
最後に残った焼却灰やガラスなどは、埋め立てされるそうです。
ガラスなど再生できるものも、リサイクルするにはお金がかかったり、
作業工程時に負荷がかかったりなど様々な理由で、埋め立て地がどんどん増えています。
限られた土地。資源の少ない日本。たくさんのゴミを生み出していくよりも
使えるものは、長く使い続け、ゴミを資源としてリサイクルし
循環型の社会となるよう考え行動できる人になりたいと思いました。
さわみ