kanto
群馬だより~ちいさなお庭づくり教室開催しました
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
こんにちは。
関東も昨日から梅雨入りしました。
最近は、まったくといっていいほど雨が降らなかったので
ほんとうに”恵み”の雨です!
でも不思議なことに、四国や九州など梅雨入りしていないそうです…
庭の木々たちにも嬉しい雨。
先週、お庭づくりのイベントを開催しました。
教えてくれる先生は、「中央園芸」さん。
土中の環境から考え、里山の豊かな自然環境のような「雑木の庭」を暮らしの中に再現した庭づくりを提案されています。
はじめはお話から。「家」と「庭」との関わりがとても大切なことを教えてくれました。
エネルギーをたくさん使わなくても、木があることによって、夏は日陰をつくってくれたり、風を防いでくれたり、木は呼吸するので空気がきれいにしてくれたり…
自然の力をおかりして心地よい暮らし方ができます。
「家」と「庭」の関係を知ってもらったところで
鉢植えの中で土中環境を楽しく知る「お庭づくり」ワークショップです。
まずは、植えたい木を3種類選んでもらいます。
例えば、高い木は日よけに、中くらいの木は目隠しに、花を楽しめる低い木、そして下草は乾燥を防いでくれます。
まずは、鉢から出して根っこに空気を入れてあげます。
お水を探して、根っこがぐるぐるになっている木もありました。
選んだ木と鉢で、どんな庭にしようかなぁ〜
庭でも、ちいさな鉢の中でもバランスって大切!みんな真剣です。
できた〜!
お水がたっぷり染みわたるように、下から溢れるお水が透明になるまで
たっぷり水を注ぎます。
どんなことを想いながら、植えたかな?お披露目会もあって楽しかったです。
お昼はデッキで。
午後は、お庭を観察して木の剪定方法や、雑草との付き合い方を体験!
草を食べる動物たちがそうしているように、風で揺れる部分が伸びすぎたところ。
そこをカマで刈ってあげていくと、じきに草も柔らかくなっていくそうです。
木もそう。枝を揺らしてみると、揺れるテンポが違う枝葉が自然の中では風などで落ちる部分。そういった枝葉を落としてあげるのがよいそうです。
揺らしてみて、伸びすぎたところを剪定してみました。
ふと、木のてっぺんを見上げてみると葉っぱが…ない…
木のてっぺんと土の中に根っこの奥は対象になっているそうです。
根っこの部分に硬い岩などがあり根を張れなかったり、土中に空気や水脈などが上手く循環されていないことが要因だそうです。
穴を掘って
空気の流れをよくします。
掘った穴の周りに剪定した葉っぱや
竹など
空気を取り入れ、水の流れを考え、循環する仕組みとゴミを出さない庭づくり。
家のこと、庭のこと、環境のこと。たくさん学べた1日となりました。みなさま、1日お疲れさまでした。
楽しい日をありがとうございました。
さわみ