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山梨だより~オーナー様の土壁塗り体験Ⅱ
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こんにちは、山梨営業所のチカです。
先日、山梨営業所からほど近い、北杜市大泉町の土壁塗りを見学させていただきました。
2月初旬の「荒壁塗り」に続き、
この日はお施主様ご家族が「中塗り」の塗りを体験されていました。
現場に着くと、
左官屋さんにアドバイスをもらいながら、壁塗りがはじまっていました。
子ども達もみんな、真剣に頑張っています。
土壁は、2度塗り重ねます。1度目は「荒壁」、2度目は「中塗り」。
今回は2度目の「中塗り」。
しかし、実はこの中塗り、けっこう難しいんです。
1度目に塗って、乾いてひびが入った荒壁に、土を塗りつけていくのですが
しっかり押し付けたつもりでも、ズルッと落ちてきてしまうのです。
(左官屋さんは匠の技で、すいすい塗っているのですが・・・)
でも、苦戦しながらも、皆さん楽しそう。
お兄ちゃん、上手!
子ども達もずっと集中して、頑張っていました。
高いところは、お父さんが担当。
窓と天井の間の、狭いところもしっかり塗っていきます。むずかしいところ。
この一面は引き続き、ご家族で漆喰も塗られるそうです。
集中して、言葉少なに手をうごかすご家族。
家族で、1つのことに取り組む時間って、あるようで無くて
それが家に残せることって、いいなあ。
T様、現場を見せていただいて、ありがとうございました。
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中塗りの土。
土壁の土は水も含んでいるから、とても重たいのです。
職人さんが、これを家中運んで壁を仕上げていくことを思うと、
すごいことだなあと、目の当たりにすると、より思わされます。
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味わい深い、コテの跡。
=チカ=