yatsugatake
八ヶ岳の風~茅野市で上棟式がありました。
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カーン!カーン!カーン!
4人揃ったかけやの音は、山のてっぺんまで届きそうなくらい、迫力満点!
先日、棟上げをした茅野市のO様邸。
雪をまとった山並みと田園風景が美しい、八ヶ岳エコーライン。
車で走りながらばっちり見えるその場所に、平屋の現代版土壁の家が上棟!
八ヶ岳営業所から、とても近くの現場です。
空気の澄んだ冬晴れの中、行われた棟上げ。その様子をまずはお伝えします◎
梁と柱の接合部。釘の変わりの硬い木=「込み栓」を打ち込む。
大工仕事。その技だけではなくこの身体能力も、美しい!!!
物腰柔らかで和やかな空気の持ち主の棟梁も、上棟の現場では熱く冷静な眼差しに変わる…!!
「下げ振り」で、柱が土台に垂直に立っているか、慎重に確認。丁寧に補正します。
短い梁同士をがっちりと組み合わせ、強度のある1本の梁に仕上げる「金輪継ぎ」。
現場でピシッと揃うのは、事前に時間をかけて準備される大工の刻みの賜物です。
こうして、無事に棟上げが終わったO様邸。
上棟式を迎えた日も、空気が澄み渡り、諏訪湖まで望むことができました!
お家の中。写真奥側=西側に大きな景色が広がります。
ウッドデッキに出て風に吹かれるの、気持ちよさそう!
住む人に、真に安心・安全な家づくりがしたい。
そんなDEFの家づくりを支えている大きな力。それは大工の手仕事だと思います。
昔から日本にあった木の特性を知り活かす大工の技は、工業製品に頼りきらずに家を建てる事ができます。美しい木の仕事は、例えば合板などで覆い隠すことなく、暮らしながら見ていたい。選ぶ木材や製材過程だって、時間がかかって効率は下がるけど自然に近い方法に委ねれば、環境への負荷を減らすことができます。
ここから、まだまだ長い木工事。棟梁、引き続き宜しくお願い致します!
O様、上棟まことにおめでとうございました!
yosssy