アトリエDEF通信

先日、ハヤシさんがお伝えしました高崎市吉井町T様邸。
群馬便り～吉井の現場進んでます！

事務所では、工事監督の宮沢氏が詳細図書いて検討中です。

T様のご要望の一つに、シンプルにすっきりとしたデザインにしたい。というご要望がありました。
設計段階で標準と少し変更している部分もあり、改めて詳細図を書いてくれました！

そして、どうやって納めるかを相談。

この枠はちょっとやぼったく見えてしまうのでは？？
でも、こっちの仕上げとこっちの仕上げを綺麗に納めたいと考えると必要だよね。
それじゃ、枠を小さくするのは？
どのくらい小さく出来るかな？
いっその事、仕上げを塗りから木にすることを提案してみる？
それじゃ、もっとうるさくなってしまうのでは？？
確かに、Ｔさんのイメージは、きっと塗りだよね。

等々、検討は続きます。

こういった検討は、大工さんに作って貰う手づくりの家ならではです！
既製品を使った家ではこういう事はできません。
検討中は、建て主さんが、使っているイメージ、共有しているイメージを想像します。
そして、その思いを大工さんにも伝えて作って貰う。

Ｔさまは、シンプルなデザインがイメージで、スッキリしたものが好きなんです。
それでこういう納まりを考えました！

そうすると、大工さんもそれを頭に入れながら作業してくれますので、
スッキリさせたいなら、こういう方が、こっちの方が、いいんじゃないか。
などと教えてくれます。

そうやって携わる人がイメージを共有することによって、建て主さんの家になっていく。
完成時にそれが感じられる家になるといいなと思います。

おぎわら