薪ストーブのイエルカさんを訪ねました!
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イエルカさんと悦子さんの所に、また薪ストーブを見に行ってきました。
場所は伊那谷にある「中川村」の山の中。
民家も近くにないような、くねくね道を進むと、
ぽつっと素敵な古民家がありました。
趣のある140年の古民家を直して、クリエイティブにモダンに暮らすお二人です。
奥さまはヤギの毛を使った織物の作り手、イエルカさんは陶芸と薪ストーブを作っておられます。
実際に作り手のお顔が見れるだけじゃなく。
イエルカさんご夫妻のお人柄が伺える暮らしの場にお邪魔できるのはとても貴重でした。
伺うなり、「サムイカラ サァ ナカニハイッテ」と私たちを温かく迎えてくれました。
中に一歩入ると、やっぱり古民家なので寒いなと思うのもつかの間。
ダイニングキッチンに通して頂くと、ふわっと安らぐような温かい空気。
「あっ!あったか~~い」みんな口を揃えて、思わず出ちゃいました。
大きくて、ごろんとした、なんとも懐かしいような形。
みんな吸い寄せられるように、手をかざして集まってしまいました。
「やっぱり、火にあたるっていいね。」とほっこり。。
みんなの顔もゆるんできました。
アパートではファンヒーター暮らしの私。。
寒いので寄っていっちゃうけど。乾燥した音風がチクチクするんですよね。
でも薪のあったかさは放射熱だからぼわ~~んとあったかい。
やっぱり。。いいな~。
しかも、イエルカさんのストーブはオーブン機能がついてるから、
あれこれ、美味しい妄想が思いついちゃってワクワクしっぱなしでした。
そうこういってる間に、なんと!!
手作りピザをごちそうして下さるということで。
生地を入れて、10分後にはあっというま!!
ぷっくっーと焼けました~。
ストーブにオーブンがついたものはあるけれど、
こんなにオーブン機能がしっかりしてるは凄い。
イエルカさんがストーブを作るきっかけがなんと、
美味しいパンを焼きたかったから。。だということで。
こんな美味しいピザを見たら納得です。
ドレッシングが絶品のハーブとスパイスが効いたグリーンサラダ。
無農薬は美味しいですね~と喜んでいると。
フランスに8年学生時代を過ごしたイエルカさん。
「フランスは都会でもマルシェがあるし、スーパーでも、どこでも無農薬は気軽に手に入るよ。」
とおっしゃっていました。八ヶ岳とかは、無農薬が手軽に安く手に入るけど。
まだ、どこのスーパーでもという風ではないな。
あんずのカスタードパイ アーモンドのリキュールがいい香り~~
ずっしりと濃厚なカスタードとあんずが合います。。
食後は、2階のお二人の織物部屋を見せて頂きました。
ギリシャのヤギの毛を使っていて、この天然そのままの色を活かしたデザインを考えるそうです。
イエルカさんの暮らしは、工夫とモダンが融合して憧れます。
イエルカさんは言ってました。
「人間は色々考えて、体動かして作ってがいいよ。」
「前はね。絵を描いていたんだけど。ある時から、美しくて使えるものを作るのが面白くなったんだ。」
生活はアートだといった人がいますが、本当にそうだなと感心させられます。
森の民家も少ない場所で、ご夫婦だけで、なんでも作って、工夫して、自分でやってみる。
そのバイタリティーや脱帽です。どうしたら、そんな生き方ができるのかな?
自分の人生にとっても、とても刺激を受けたありがたい時間でした。
この大きさ!分かりますか。あかちゃんが入ってしまう程大きい。
大きな薪も入ります。便利ー。
とっては漆塗りでカワイイ。ストーブの上側は大きなオーブンで、フライパンも丸ごと入る。
オーナー様も作り手を見て納得。
素敵なおもてなしに感謝した1日でした。
★なお★