yatsugatake
土かまどでご飯を炊く、の巻@東京・青山
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- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
ここは、東京都渋谷区神宮前。通称、青山。国連大学前広場。
カーン、カーン!!とビルに反響する、都会には似つかわしくない音。
音の正体は、手斧で木端を割る、前橋営業所の所長。
背景の、生垣が、森の木に見えてくる・・w
11月1・2日、毎月出店させて頂いてた
青山ファーマーズマーケットの会場で、土かまどで
ご飯を炊くワークショップを行いました!
循環の家の周辺で拾って、持ってきた、まつぼっくり。
「あー、これ、家の近くの公園にもあるよ!」
火吹き竹で、風を送ります。
「煙が目に染みる~!」
気が付いたら、観客がたくさん・・・笑。
電気やガスがあれば、木を燃やしたり、息を吹きかけたり、
目がしみても火から離れずに向き合わったりしなくても、
ごはんは炊けちゃいます。
便利なもの・ことを否定するのではなく、その価値を知りながらも、
今日という日は、それをいったん脇に置いて、
わざわざ、わざわざ、手間のかかることをしてみる。
自分の手をからだを、動かして、火を見つめてみる。
毎日じゃなくてもいいから、自分の暮らしの一部分に、そんな
「わざわざ」があると、たのしいし、心の奥が満たされるような
そんな気がする今日この頃です。
ふたを開けたら、ぷわ~~ん、と白い湯気と甘い香り。
一同、うわー!!と歓声。
「ごはん、おいしい!!」
「お米を食べるのって、大変なんだね…。」
「火の近くって、あったかいね。」
「火もつけられないなんて、悔しい!」
「かまどほしい!」
2日間、総勢60名近くの方にお集まりいただきました。
たくさんの笑顔に囲まれて、都会なんだけど、なんだかここだけ
小さな森のキャンプ場みたいな雰囲気でした。
ご参加いただいたみなさま、協力いただいたファーマーズ
マーケットのスタッフさん、お米を提供いただいた農家さん。
ありがとうございました!
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東京より帰ってきて、再び繰り返される、原村 循環の家の暮らし。
今日は、東京から長野へ移住されたお客様がご見学に。
一緒にかまどごはんを炊いて、みんなでご飯を食べました。
東京で一緒にかまどごはんを炊いてくれた方々に、
今度は、大きな木のそばで、小枝や落ち葉を拾って、
もっと大きなお釜で、空高く上がる煙をみながら、
かまどごはんを炊いてもらいたいなあ。
そんなことを思いながら、ごはんをいただきました。
yossy