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アトリエDEF通信

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床材を学ぶ!そのいち。

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のじー
八ヶ岳営業所

毎晩WBCの試合結果をチェックしている設計課ののじーです。

今大会は米国代表のスタメンがメジャーリーガーばかり!!サッカー人気に危機感を持ったアメリカが本腰を入れ始めたとのこと。

本気で戦うアメリカと日本の決勝が見てみたいのですが、まずはメキシコ戦!頑張れ日本!

(ヌートバー、プロ野球に来てくれないかなあ笑)

さて、、今回は床材についてお話ししたいなと思います。

床材は改修工事でも項目に入ることがあり、近々ロフトの改修もあります。床の表情が変わることで家の雰囲気もかなり良くなります。新築に限らず、改修においても検討してみてくださいね!(早速宣伝か!)

さてさて、、仕切り直して、

デフにいると無垢の床材に慣れて、一般界に対して麻痺してしまいます。

ですので、ここで一般的に使用されている床材についてご紹介したいと思います。

デフの仕様と他で取り扱っているものの比較として参考にしてみてくださいね。

床材は大きく以下のように分けられます。

1,無垢(単層)フローリング

2,複合(複層)フローリング(合板と天然の木)

3,クッションフロア(合成樹脂の塩化ビニル)

4,フロアタイル(合成樹脂の塩化ビニル)

5,合板(接着剤使用)

etc..

デフは1の無垢フローリングです。

例としまして、

実家の床は複合フローリング、

東京で一人暮らししてた時の部屋の床は5の合板(シナ合板)

現在の一人暮らしの部屋の床は3のクッションフロア。

違いを比較できるのはよいのですが、やはり温もりがあり、自然素材の無垢のフローリングが1番触れていて安心感があります。

そもそもフローリングやクッションフロアはここ半世紀の間に開発され暮らしに浸透してきました。

大量に出回る床材がある中で、デフは接着剤も使用せず、合成樹脂もない、無垢のフローリングを使用しています。

種類が多いと本当に混乱しますね。。

↑これは上田本社のモデルハウス1階のアカマツの床板。いい感じに経年優化しています。キッチンなのにとても綺麗に手入れされています!

 

ところで、みなさんは住んでいる家の床材が無垢材だと勘違いしている、なんてことはありませんか??そんな勘違いをさせてしまう床材が、2,の複合フローリングなのです。

https://a-def.com/defblog/54384

過去のブログに無垢材と思いきや剥がしてみたら、合板だったという分かりやすい説明がありますので、ぜひ見てみてください。

(文章わかりやすくて長ったらしくないなあ、、のじーも見習わないとね、、)

そんな複合フローリングですが、挽き板(ひきいた)、突板(つきいた)、シートと3つに分類されています。

挽き板は2,3mmほどの厚みの板を合板に張ったもので、突板は0.21mmほどの薄い板を張ったもの、シートは樹脂製のものになります。これらを選択する理由にはコスト減が影響の一つにあります。無垢材より安価な合板を選びたくなる気持ちはものすごく分かります。。

床材を選ぶ際は、コスト、安全性、見た目など、何を優先して考えるかで選択が大きく変わります。

金額が安くなるから突板のフローリングにするとか、防水性がいいからクッションフロアにするとか、そんな選択肢はデフにはありません。

なぜなら安心安全第一を目指しているからです。

是非、モデルハウスの無垢のフローリングを体感しに来てくださいね。(写真だけではなく実際に感じてみると気持ちも暖かくなると思います!)

ところで3,4にかっこ書きした合板樹脂ですが、他に天然樹脂というものがあり、樹種はその二つに分けられます。(一応ご説明を、、!!)

天然樹脂は漆や松脂などのことで、合成樹脂とは石油由来のものでプラスチックになります。

探した限り、過去のブログで樹脂について書いているブログがなかったので、またの機会にお話しできればと思います。

(のじーがブログをサボっていたら、もしかしたら他のスタッフが書いているかも?、、ご容赦ください)

冒頭の15の床材以外にも種類は豊富です。

例えば畳。ご存知かもしれませんが、デフの畳は伊那郡松川町の社会福祉法人のアンサンブルさんのヒノキ畳を使用しております。調湿効果に優れており、間伐で発生する未利用材を活用しています。とても素晴らしい取り組みです。

八ヶ岳のモデルハウス1階の畳もアンサンブルさんの畳です。(写真がないので是非営業所へ!苦しい言い訳だな、、笑)

https://ws-ensemble.com/product01/(参考:アンサンブルのひのき畳 社会福祉法人アンサンブル会)

こちらが分かりやすいので見てみてくださいね。

デフでもエビさんが9年前に書いています!https://a-def.com/defblog/2363

スタイロフォームの畳とは違って、全ての原材料が土に還るのでデフの家づくりに通ずるところがあります。いつか見学してみたいものです。

 

さて、最後に1の無垢フローリングについてお話ししたいなと思います。

デフで取り扱っている床材は1の無垢フローリングのみです。↓これはスギの30mmの床板。

針葉樹は主にスギ、ヒノキ、カラマツ、アカマツ、もちろん広葉樹のフローリングも選択可能です。ちなみにこれから工事予定のY邸の玄関周りの床板はクリです。

無垢の木は、もちろん自然素材ですので、蓄熱効果があります。特に針葉樹は性質上、広葉樹より多くの空気を含むことができますので、比較的暖かく感じられます。

ただ、スギは特に柔らかいので、傷が付きやすいです。傷がつきやすいのですが、繊維が圧縮された状態であれば、そこに水を濡らせば元に戻ることもあるそうです。(自分でも今度やってみます)紙ヤスリで削れば新築同様の表面にも近づきます。

メンテナンスに関してご興味がありましたら、こちら参考にどうぞ。

https://reno.mpl.co.jp/sugi-maintenance.php(参考:杉無垢床材のメンテナンスについて マスタープラン/小谷和也設計室)

生きている材料ですので、その経年変化をも楽しめる方にはスギがおすすめです。

また、スギのフローリングは柔らかく素足との相性も良く、裸足で走り回る子供たちの明るい姿を想像しちゃいます。

無垢材を使うことは木育にもつながりますし、もちろん森を守ることにもつながります。ですので、未来の子どもたちのために、日常的に木々に触れてもらう機会を作るなど、大人たちが未来への架け橋を正しく選択することが大切だなと感じます。

駆け抜けて書きましたが、

(本来、このブログの目的は、先日の徳島出張の帰りに設計課の鈴木さんと各営業所の床板の樹種の違いについて話してて、各営業所によってお客様に勧める樹種が違ったりもして、面白いなと思っていたので、それを書くつもりでした。)

伝えたい情報が多くなってしまったので、今回はここまでです。(計画性ないのがばれる、、)

また近々アップします。

ではまた

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