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寒さ対策より大事なこと① ~移住のおススメ 其の弐~
- ほっしー
- 八ヶ岳営業所
ここ原村を含む八ヶ岳のふもとは冬寒いことでも有名です。だいたい10月頃から暖房を徐々に使い始め、5月中もたまに必要な時があります。
真冬の12月~3月頃の夜中から早朝にかけては-10℃を下回ることもあります。でも冬は晴れる日が多く、雪の心配はそんなにしなくても大丈夫です。
私も寒いのは苦手でした。また、妻は極度の冷え性でアパート暮らしの時は家の中でもタイツを履いて、その上に靴下を2枚重ねで「もこもこスリッパ」を履いていました。
でも、新築してからそんなカッコは見なくなりました。
なぜなら、家の中が「あったかい」からです。
今の建物は断熱材がしっかりと壁の中に入っていて、暖房を付けた建物内は非常に暖かいのです。また、床も無垢の木を使った床材であれば、肌触りもよく冷たさは全く感じません。
真冬の夜、おフロ上がりは濡れた髪で外に出て、子どもと首をぐるぐる回す遊びをしていました。髪の毛がカッチーンと凍りつきます。まさに「今日から俺は」状態。
そんな余裕ができるくらいの「暖かい暮らし」ができます。
でも実は、そんな「寒さ」よりももっと気をつけなければならないコトがあるんです。山暮らしなど、移住して家を建てる際には絶対に考えて欲しいコトだと思います!
それはズバリ「寒暖差」対策です!
皆さんは「ヒートショック」と言う言葉をお聞きになったことがあるかと思います。暖かい部屋から寒い廊下に出て、寒いトイレやお風呂に入る際など、急に血圧が上昇することを言います。それによって心臓や血管に急に負担がかかり、高齢者が脳梗塞や心臓疾患で倒れるなど、身近な危険としてTV番組でもよく取り上げられます。
もちろん家から外に出れば寒いのですが、それはヒートショックとは呼びません。なぜならみんなコートを着て手袋をはめて防寒して出るからです。暖房や衣服など「寒さ対策」があれば私たちは全く問題ないんです。
このような「室内の移動に伴う、場所による寒暖差」も気をつけなければなりませんが、私がもっと気をつけて欲しいと思うのは、朝晩の急な冷え込みなど「時間で発生する寒暖差」の方です。
次回はこの続きで「時間で発生する寒暖差」をどのように無くすかを述べたいと思います。
大切なのは「蓄熱」です。
おまけ「今週の1枚」 ~森の信号機~