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竹から生まれたパンフレット
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こちら、現在のアトリエデフのパンフレット。
「たべるあそぶはたらくわらうねる」が、デフの家づくりをご紹介するパンフレット。
「アトリエデフの暮らしの本」が、施工事例集となっております。
少し前からリニューアルされています!(ほしい方は資料請求をどうぞ☆)
で、本題。
この冊子をお持ちの方で、気づいた方がいたら、あなたはデフ検定上位…☆
この紙の原料は、日本の竹100%で作られた「竹紙」で出来ています。そして、インクは、米ぬかの精油由来。石油系溶剤を使っていないインク。そしてそして、この冊子の印刷は、自然エネルギーを使って印刷されています。
「日本の山を守り育てる」 は、デフの経営理念。その理念は、紙があるから、私達は言葉にして伝えられます。そんなお世話になっている紙だからこそ、日本の山を守り育てる未来へと繋がりたい。そう思った時に出会ったのが、この竹紙でした。
竹紙については、コチラをどうぞ!
八ヶ岳は冷涼な気候なので、他の地域と比べると竹林はあまり目にしませんが、同じ長野県内でも、こんな写真のように、竹が密集している裏山はたくさんあります。
日本人にとって、竹はとても身近な山の恵みで、たけのこを採って食べたり、竹かご等暮らしの道具を作ったりと、生活圏内に近い裏山に植え管理されていました。でも、たけのこも輸入されるようになり、便利で加工しやすいプラスチックが生まれて、竹の需要が減って、竹林は使い道を失っています。
そして日本全国増えまくる竹…。地下茎で横へ横へと伸び、下に根を深く張らない竹は、斜面に広がると地盤を弱くし、土砂崩れなど自然災害の要因になります。そして、他の植物を寄せ付けないので生物多様性が失われていきます。
…と、竹の被害は「竹害」と呼ばれ、日本の農村部では大きな問題となり、増えすぎた竹を使っていくことが求められています。
一方、紙原料のパルプ。その7割は、輸入材なんだそうです。それも、パルプを作るために大量に植林された木材から作られます。
気候変動を食い止め、これ以上自然災害の苦しみを広げないために。
日本の豊かな山を未来の世代に繋いでいくために。
アトリエデフは小さな会社ですが、日本の山の未来と繋がるアクションを重ねていきます。
yosssy