kanto
《群馬だより》シロアリの勉強 @京都大学
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こんにちはろー
キノです。
片道7時間のドライブの後、京都大学でシロアリの勉強をしてきました。
おおおぉぉぉ…理系っぽい館。ダクト萌え。
生存圏研究所!
Wikipediaには、「人類社会の持続と地球環境の保全の両立を目指した「生存圏科学」の拠点形成のための研究所である。」とありました。詳しくはコチラ
お話をお伺いしたのは、吉村剛教授。
関西弁(京都弁?)の軽快なトークで、言葉に興味のあるキノは終始楽しく勉強することができました(^^)
研究室の地下で、シロアリのコロニー(巣)を持っていらっしゃるんです。
京都大学には50年も前からこの地下室があるようで、国内では最初のシロアリ研究所なんじゃないか、と。
シャーレに入れて、アシスタントの方がピンセットで数えてました。
これぐらいなら可愛いもんですよね。近影は出しませんので、ご安心を(笑)
イエシロアリに、ヤマトシロアリ。
皆さん気になさるところなので、先に対処法をお伝えします。
シロアリの苦手なものは、
*太陽の光
*風通し
の2つです。
これさえきちんとしておけば、なーんも心配要らないとのこと。
実際に、木の表面にいなかったシロアリは、ひっくり返すと内側にたっくさんいました(↓)。
しかし、室内温度をキープするためにエアコンの温風がずっと出ている部屋なのですが、その風当たりを嫌って30秒ほどで全部隠れてしまいましたよ。あっちゅうまでした。
逆を言えば!
風通しを悪くすれば、木の腐食も進みますし、シロアリにとっても快適な環境になります。
ウッドデッキの下に物を置いたり(隠したり・笑)、張り出した軒が雨をしのいでくれるからと言って家の躯体にくっつけて薪を保管されたりしていませんか?
直ちにやめてください―!
シロアリの生息地は、ほぼ日本全国。もちろんDEFの施工エリアは確実にその中に。土の中には当たり前にいる生物です。四方八方に餌をさがしながらウロウロする彼らです。
ただ、これが基礎を伝って土台や構造材にこないようにすれば良いだけの話なのです。
で、その方法(気をつけるところ)は、前述の2つ。
もう少しで梅雨の季節です(-_-)
片付け、今やらないで、いつやるんですか。今でしょ!(古)
【補足】
木の繊維は非常に強いもので腐食が遅い。シロアリは、それを食べて分解してくれる生物なので、自然界ではいわばお掃除役の大切な生き物なのです。
無垢材のみで建てる当社としても、シロアリの存在は怖い!ですが、自然の理の中では大切な仲間と考えると、ちょっと見方が変わってきました◎
キノ
【オマケ】
校内のコンビニで。
POPが関西弁(笑)