富士見町の現場から。 ~土壁塗り~
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先日、富士見町の現場で子どもたちを交えて土壁を塗りました。
この現場で使っている土は、東御市の土場でつくったものです。
詳しくは工事部の漆戸さんの昨日のブログより。
ロフト部分の壁を塗っていきます。
大部分は左官屋さんが塗り、子どもの手の届く範囲を残してくれました。
床や柱の養生を入念に…。
午前中は土場で土を練りました。
左官屋さんからだま(土の塊)が多いと言われていたので、足で踏んでだまを崩していきます。
喜んで土に入る子がいれば、嫌がって土に近寄らない子もいました。
長靴を履いてだまを崩していたお母さん方は、足がなかなか抜けなくて大変そうでした。
その点、はだしの子どもたちは土のなかで走り回っていました。
私も実際にはだしで入ってみましたが、意外と動けるものです。
土の感触はとても気持ちよかったです。
足を洗おうとホースで水を出すと、土はそっちのけで水遊びに夢中になる子どもたちでした…。
お昼をはさんで午後は土壁塗り(荒壁土)です。
初めは土を手で丸めて壁に塗りつけていきましたが、土を盛る板を使ってみたり、コテを使ってみたりと、
各々が好きなやり方で塗っていきます。
中には、職人みたく黙々と土を塗る子もいて、左官屋さんから手ほどきまで受けていました。
今から将来が楽しみです。
ある程度塗り終わったところで、左官屋さんが仕上げをしてくれました。
とんぼと言って、はく離を抑えるためのひもを入れていきます。
今日の様子。
土壁を乾かしています。
充分に乾かした後、中塗り土を塗っていきます。
いいだ