割り箸のはなし
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岐阜県郡上市にある、郡上割り箸さんにいってまいりました。
木の良いにおいがします。
さて、郡上割り箸さんですから、お箸のお話です。
現在、日本で使われている割り箸。
その数なんと180億膳!
数字が大きすぎて途方にくれています。
だいたい一人が2日に1本使ってるくらいですかね。
そのうち日本産のものはたった2%だそうです。
手元にくるのは中国産のものがほとんどです。
「割り箸を使うと、森の整備につながるよ。」
と、どこかで聞いたことがあります。
しかし2%;;
しかも中国では木をきりすぎたため、今は伐採禁止です。
日本の木を使えるならば、山との循環ができるのに、、
3時間かけて、えっちらおっちら岐阜につきましたが、
綺麗な山を車窓から眺めていくことができました。
近くに山が、木があるのに使わないとは!と立ち上がったのが、
今回お世話になりました郡上割り箸さんなのです。
こちらが商品の割り箸です。
袋には、いろいろなものに対する感謝が書かれています。
丸いマークは年輪です。箸にするのにも年輪がつまった木でないとダメ。
たかが割り箸、されど割り箸、実は手がこんでいるんですよ。
この器械で、あの割りばしの溝がつくられます。
パキっとできるのは、これのおかげ。
持ってみると軽くて、木を肌に感じられます。
化学処理をしていないので、そのまんまの木です。
たくさん使われる割り箸だからこそ、
日本の山から作られ、
また山へと循環していってほしいですね。
3枚目の写真の右端の丸いのなんだろうって?
気になりますか?
続きます。
小池