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これぞ!家の構造を組み上げる技術!

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こんにちは、おぐっぴーです🐣

先日、原村で「棟上げ」という作業がありました!
この作業は、大工さんが家の構造を組み立てていく作業のことを言います。「建て方」とも言います。


家の棟、屋根のてっぺん!まで構造材をくみ上げていくので「棟上げ」。
現代ではクレーン車を使って、構造を持ち上げられるので、昔に比べればそれはもう楽なんでしょうが、それでも構造材は重い!!!!

これが朝9時。一階の柱と梁は建て終わっていて、仮の筋交い(水平垂直を測って、斜めに入れる材)が張られた状態。

そして、2階の柱を立てていき、

2階の梁を入れていきます。
事前に刻んである凹凸がぴったり合わさっていくのは、見ていて気持ちがいいものです~✨

1人で叩いても真っ直ぐ入らないし、すーっと入るものでもない。
本当にぴっっっったりなんです。ぎゅぎゅぎゅって感じ。
なので、二人で同時に叩いて入れます。

そして、ついに、家の屋根のてっぺん!!「棟」まで入りました!
ここでばんざーい🙌って言います。(人による)


屋根の形状をつくる昇り梁が入ると、家っぽくなりますね。

とまあ、この棟上げの作業も大迫力で、大工さんって体幹鍛えられてないと仕事にならないなって思うんですが、、、

なんといっても、この作業に入る前に、棟梁が柱と梁を刻んで、組む部分を作る技術がすごいんです!


横に走る梁は長いので、一本の木では足りません。
2本、3本と継いで使うのですが、その継ぐ部分の刻みの複雑なこと・・・!


これは、梁と梁が合わさるところかな?(多分です。)

物理とか得意な人は、引力とか重力とか、刻んだ形を見て、なるほどねーって思うかもしれませんけれど、わたしは物理苦手なのでね。すごいしか言えませんね。

(すごいカメラ目線・・・)

現代では「プレカット」と言って、機械で刻むところがほとんど。
木材って、それぞれ個性があるので、それも鑑みながらできるのが手刻みのいいところ。
プレカットはもちろん早いし、質も安定しますが、機械では木の性格を見極めることはできません。


そして、木と木をボルトで締めることが多い現代の木造建築。
デフでは、「木は木で締める」ということを大事にしています。
固いケヤキなどの込み栓を挿し、木同士がねじれあって、年々強固になるのがいいところです。

自然素材の家って、本当はとっても難しいんです。
大工さん、左官屋さんの技術と経験値がなくては造れないものなんです。


未来へつないでいきたい技術です。

7月にはお写真のような構造を見ていただける物件が、原村に建ちます!
イベント企画中なので、お知らせをお楽しみに!!!!!

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