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環境研修プログラム、はじめます
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こんにちは。環境事業チーム・環と環のしまです。
突然ですが、質問です。
あなたが務めている会社では、なにか環境問題に対する取り組みをおこなっていますか?
それによって社員の意識は高まっていますか?
本日は、アトリエデフだからこそできる、実践を交えた「法人向け 環境研修プログラム」が始まるよ!という、ワクワクのお話しです。
ぜひ最後までご覧くださいませ!!
さて、冒頭の質問、どうでしょうか?
「いや~~~、、、」という方も少なくないのではないかなと思います。
個人では、マイボトルやマイバッグを持ち歩いたり、ゴミを減らす努力をしたり、実行している方も多いかもしれません。ただ企業となると、規模感もスピード感も、ひとりひとりの考え方もちがう中で、取り組みを進めていくのは結構たいへんですよね。
実際に、「企業として環境問題に取り組みたいとは思っているんだけど、実際に何をしたらいいのかわからない」という声をよく耳にします。
また、「SDGs推進部」のような部署をつくる企業も増えていますが、担当者の大きな悩みとして、「ほかの社員の意識を変えるのが、なかなか難しい…」という声も。
そんなこんなで、環境問題への取り組みに難航している企業も多いのではないかと思います。
けれど、考えてみてください。
MDGsの後継として、SDGsが採択されたのが2015年のパリ協定。
私の大学時代(2017年~)には、必修科目でもかなりSDGsにフォーカスされた講義が行われていました。
いまの小学生の教科書には、あたりまえに「SDGs」が載っています。
Z世代(1990年代後半~2012年頃に生まれた世代)は環境意識が高いとよく言われますが、これから大人になる世代はみんな、持続可能な社会を目指すことが大事であると教科書で読んできた人たちになるわけです。
と、いうことは。
これからの社会を担っていく若い世代は、企業に対しても持続可能な社会を目指した取り組みを求めていきます。
実際に「エシカル消費」という言葉も浸透してきているように、「社会や環境のためによい商品・サービスを選びたい」という人もますます増えていくでしょう。
近頃よく聞く「ESG経営」とは、企業が環境や社会に配慮した事業をおこなっていて、適切な企業統治がなされている経営を指しますが、このような持続可能な社会に向けた企業の取り組みは、国際的にも重要視されはじめ、投資対象としても拡大しています。
SDGsに取り組むことは、企業の今後のためにも必要なことだということがわかります。
★少しおさらいしておきたい方はこちら→SDGsとは
SDGsは、日本のマスコミなどでは「環境問題」にフォーカスされがちな印象ですが、持続可能な社会のために必要な17のゴールと169のターゲットが設定されています。
一方で、「SDGs疲れ」という言葉を聞いたことはありますか?
近年日本では、地球環境を守ろう!環境に配慮した消費行動をとろう!という風潮が強まり、マスコミや多くの企業がさまざまな「SDGsの取り組み」を発信してきました。
それに対して、「飽きや疲れ」を感じている人が増えているという調査結果が出たんです。
理由としては、こんな感じ。
出典:https://www.alterna.co.jp/74067/
「グリーンウォッシュ」という言葉もあるように、環境に配慮された商品の需要が増えた結果、見せかけの言葉だけで実態が伴っていないモノも増えたことから、このような結果になったのだと思います。
ただのパフォーマンスじゃないか、と思ってしまう気持ちはわかります‥
SDGsという言葉になんとなく拒否反応を抱く人がいるのも、こういう理由があるのかもしれませんね。
必要なのは、きちんと本質をとらえた取り組みです。
さて、私たちアトリエデフは創業以来27年間、とことんこだわった自然素材の家をつくり、自然とともにある暮らしを伝え続けてきました。
アトリエデフの社訓は「うれしく・たのしく・しあわせに」であり、社員はもちろんのこと、関わるステークホルダー全ての幸せを考えた企業活動を行っています。また経営理念を「住まい手の方に『安心・安全』な暮らしを提供し、地球にも負荷をかけない徹底した家づくり」を掲げており、SDGsの目指す持続可能な社会を実現することが、弊社の事業活動そのものです。
モデルハウス「循環の家」は、素材・エネルギー・暮らしが循環する“小さな地球”。
サーキュラーエコノミーにも積極的に取り組み、「土に還る家」から「使い続ける家」へとレベルアップするプロジェクトも実施しています。
また、日本の山を守り育てるために、森林整備や竹林整備も継続的におこなっています。
環境事業チームでは、日本全国で山や森を侵食し、土砂災害や不法投棄、生態系の崩れなどをもたらしている放置竹林問題に取り組み、自然資源の活用・事業化を進めています。
いまやたくさんの情報が出回り、結局なにをしたらよいのか分からなくなっている方も多い状況で、一度スタートラインに立ち戻り、きちんと問題をとらえなおすことが必要だと思います。
持続可能性とはなんなのか。
SDGsの本質とは。
私たちは何をすればよいのか。
SDGs疲れをしている場合ではない、切迫した地球環境の現状があるのも事実です。
個人単位ではなく、企業や地域などのより大きな単位で、本質的な取り組みを進めていくことが求められています。
そこで、我々アトリエデフだからこそ伝えられることがあると思い、このたび「法人向け 環境研修プログラム」を企画しました!!
このプログラムは、日本の山を守り育てるために先駆的な取り組みを続けてきたアトリエデフが、持続可能な未来を考えたこれからの企業のあるべき姿や、「環境×事業」のビジネスモデル、また森林保全をはじめとする環境問題についての知識やノウハウを、実践を交えながら伝える研修プログラムです。
一般的なセミナーとはひとあじ違います。
私たちがおこなう環境研修では、座学のあと、実際に森に入って、自然の恵みや日本の山の現状を見ていただきます。そして、自然との共生を体感していただきます。
文字や言葉だけで取り入れる知識とは違う、自分の五感で気づく深い学びが得られるはずです。深い学びや気づきは、ひとりひとりの心に残り、自分の仕事やライフスタイルを見直すことへと繋がります。ひいては、企業としてどのようにサーキュラーエコノミーを実現するのか等、より社会へのインパクトの大きいアクションへと繋がればと思っています。
環境研修プログラムの詳細は、環境事業チームのホームページに記載していますので、ぜひご覧ください。→こちら!
もちろん、みんなが自分ごとの環境問題ですから、同じ目標に向かって取り組みを進めていただける企業さんが増えたら嬉しいです。
けれど、これは私個人の意見ですが、難しいことはいったん置いておいて、大自然の豊かさを感じてもらいたい、という想いもあります。
森に入るのは気持ちいいです。
単純に、リフレッシュできて、心が満たされる感覚があります。
そうすると、ああ自然って偉大だなあ、人間がこれを壊しちゃダメだなあって思います。
日々忙しなく一生懸命働いていらっしゃる皆さんに、2日間八ヶ岳の森の中で自然を感じて、ゆるりとリフレッシュしてもらえる時間になれば幸いです。
ぜひぜひ、ご活用ください~~!!
それでは、また!
しま