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信州だより~つくりてさんの思いに触れて
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こんにちは~のはらです。
ここ最近爽やかなお天気が続く上田からです。
さて、先日のでめちゃんブログで載っていたお弁当↓のお店を今日は紹介したいと思います。
『杉浦農園・大素輝』さんです。ダイスキさんと読みます。
そもそもの出会いは、青木村のオーナーさんのYさんのお引き合わせで「きっとのはらさん仲良くなれますよ」と教えてくださいました。
それから、てくてくを置いて頂くようになり1年程ですがお世話になっております。
お店はオープンから今年の6月で丸4年。
『無農薬は当たり前 味一番を目指す』をモットーに有機農業と食堂、店頭販売のお店を生業とされています。
そもそものお店の始まりは、おいしかったまぼろしの豆大福を世に出そうという熱い思いがあったのと、もう一つは自称体の弱いご主人が40年前から環境問題に関心をお持ちだったことと、自分の身体が喜ぶもので本当においしいものを作りたいと思ったとのこと。10年前から農薬、除草剤を一切使わないお野菜や、化石燃料に頼らず風と太陽の力をかりたはぜ掛け米を作っておられます。(ちなみにお風呂も薪で沸かしてとのこと。なんと羨ましい)
有機肥料は植木の選定くず、野菜くずの堆肥、こぬか、ぼかしを使って発酵させます。
農薬を使用しない、化学肥料を使用しない理由は、おいしくないことはもちろん、土壌にとっても害ですしアレルギーや病気になりやすい体になってしまうからです。人体と土壌は繋がっていますからね。=詳しくはこちらをご覧ください。
↓こちらは有機栽培小麦を使ったシフォンケーキと自家製あんこの豆大福は本当においしくて体に染み渡ります。ちなみにいつ行っても売り切れだった豆大福に今日やっと出会えました。
お話を聞き進めていくと、田んぼにも機械をお使いにならないそうで、草はすべて手作業。
「とても大変だけど、こうして毎日野菜やお米に気持ちを寄せているととても愛おしくなりますよ」と誇らしげなそして、やさしい笑顔を見せて下さいました。
「基本的に自給自足に近い生活をしていて、お金ではなく物々交換が理想なんだけどね」
そういう訳にはいかないけど一番は気持ちが通うお付き合いが理想。私はそんな風に受けとりました。
どんなにお話を聞いても書いて、もきりがないくらい奥が深い奥様のお話。この先もお店に通いますのでくらしのこと、食べ物のことなど、たくさん勉強させてくださいね。
今回のお弁当は、地元の飲食店応援の意味でお願いしたのですが、こちらの方が応援してもらったように思えました。
のはら