アトリエDEF通信

今日は山梨県で完成見学会が２邸。
木々が生い茂る森の中、そして街中の新しい住宅地に、
それぞれ自然素材の木の家が完成しました！

木の家と呼ぶように、この家には沢山の木が使われています。
今回完成したお家でも、杉、桧、唐松、楢、栗、ブナ、鬼胡桃と色々な種類の樹木が使われていました。
地域によって差はありますが、これらの樹木は昔から普通に里山に生えていたものです。
このように沢山の種類の樹木が育つ山は水を蓄え、栄養を蓄え、
沢山の植物や動物を生かし生態系を豊かに保ちます。
広葉樹の紅葉はこれからの季節とても綺麗です。
しかし、人の手で植林され過度の種類が育てられた森は簡単にはこのような状態には戻りません。
ゆっくりと時間をかけまた人の手をかけて育てなければならないと思います。
森を育てるというと難しい話のようですが、
小さなことでもできることもあると思います。
林や公園に落ちているドングリ。
ドングリのかたちの違いは樹木の種類の違いです。
いろんなどんぐりを拾って鉢や土に埋めれば翌年には芽が出てきます。
その芽がぐんぐん育って立派な木になります。
3～5年後大きくなったら、近くの森に植えてあげましょう。
野菜や花とは違い、育つのに時間のかかる事ですが、これも自然本来のスピードだと思います。
ゆっくりと時間をかけて木を育ててみるのも「自然の仕組みに寄りそう暮らし」だと思います。
ちなみに長野県、山梨県ではドングリや栗が落ちていました！
Kyouhei