もみがらくん炭づくり。
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先週、大岡のDEF農園で農楽里ファームさんに教えてもらいながら籾殻くん炭作りをしました。
脱穀後の籾殻をこのように山にして燻して炭化させます。空気に触れると燃えて灰になってしまうので、表面が黒くなってきたら籾殻を上にかけていきます。
できた籾殻くん炭は、少し前に植えたたまねぎの株間にまんべんなく撒きます。5ミリ程度全面に覆えれば良いようです。これから寒い時期ですが、太陽の熱を吸収し地温を上げたり、微生物の活動を高めるのに役立つそうです。アルカリ性なのでそのまま土壌改良もしてくれるそうで万能です。
ちなみに上田のモデルハウスの床暖房には、遠赤外線の効果と、保温効果などを期待してこのもみがらくん炭を敷き詰めています。
現在畑には、たまねぎ、にんにく、ほうれん草、かぶ、だいこんなどの冬野菜が植えられています。
先月初めに収穫した大豆は乾燥させ、さやから大豆を取り出しています。来年用の味噌に使いたいと思います。
手間がかかるという以外は、農薬などを使わなくても収穫が出来るといくことがわかってきました。味噌、醤油などの調味料、納豆、豆腐といった基本的な加工食品は、日本人の味覚のベースのほとんどが米や大豆です。
安く、早く、大量に、そして長期保存が出来るように生産の現場は変えられてきましたが、その結果は皆さんご承知のとおりです。
そしてそのことは家づくりの現場でも何ら変わりありません。
モノは足りているので、少し目先を変えて今の当たり前を見直していく必要がありそうですね!
kojima