木のキッチン
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アトリエDEFはいつも木のキッチンを提案しています。
数年前、家の躯体を無垢の自然素材でつくることはほぼ達成できたときに、「さてキッチンはどうしよう?」ということになりました。
家の中の空気汚染は建物の素材だけでなく、後から置かれるキッチンや家具類からも相当量の化学物質、薬品類の放散が認められます。そういう意味で既製のキッチンはほぼ合板と接着剤でつくられています。デザインがどんなにすばらしく、使いやすいものであってもです。
メーカーともいろいろ話をしましたがなかなか地方の弱小工務店のために仕様を変えてくれるところも無く、海外の木製キッチンメーカーはとてもコスト高で採用をあきらめざるを得ませんでした。
そんな時スタジオママルさんと出会い、合板は使わない、接着剤は膠(にかわ)の無害なもの使いたい、国産の無垢材を使いたい等等のわがままな要望を気持ちよく受け入れてくれ試行錯誤のキッチンづくりが始まりました。ママルさんのHPには我社の施工邸のキッチンが数多く掲載されていますので是非ご覧ください。
http://www.mammal.jp/index.htm
木のキッチンは水に弱い!、木のキッチンは高い!木のキッチンは機能が足りない! 皆さん最初は不安を抱いているようです。
ご安心ください。すでに何年も使っているお客さんが大勢います。
木のキッチンは年数を重ねるごとに風合いを増して愛着が湧きます。すべて手づくりですから部分的な交換もOKです。
コストは引き出しの数や扉をたくさんつけると確かに高くなっていきますが、そういうものを省いていくと意外と安くなります。
機能的にはきちんと専用の金物を使いますので十分クリアしています。
樹種はいろいろ選べますし、細かい寸法も自由です。食洗器やガス台、オーブンなどもそれこそ自由に組み合わせ可能。
そして何よりも木の家のインテリアとしてとても良い雰囲気をかもし出してくれます。いいことだらけです!
我社では、ママルさんのような家具工房とのコラボレーションはもちろん、大工さん仕様でコストを抑えたキッチンの施工も可能です。とても大変でしたが100棟あまりもノウハウを積み重ねてきましたのですばらしい「木のキッチン」をご提案できるものと思います。チャンと図面も書きますよ!
というわけでとても長い前置きでしたが、GWの5月2日から5月6日まで(延長するかも?)、長野駅前事務所(つぶつぶカフェ横)で木のキッチンを展示します。詳しくはアトリエDEFのHPの新着情報で告知します。
家の新築を考えている方、リフォームを考えている方、キッチンだけを変えたい方、ただ見たい方、それ以外の方。皆さんのお越しをお待ちしております。ちなみに私、kojimaは常駐予定です。ママルさんもいますので安心です。何でも質問してください。
※今夜は善光寺裏の城山公園で花見です。協力業者の皆さん(おじさんたち)と男だけで盛り上がってきたいと思います。
それでは。 kojima