2025年のお味噌、仕込みますよ〜🔥
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- 軽井沢・佐久オフィス
こんにちは!
暮らしアドバイザー / 移住相談室の山口です。
今年もDEF特製の味噌づくりの会、開催します^^
アトリエデフに入社して・・・なんと9年!!
毎年行なっているお味噌づくりなので、今回で9回目のお味噌の仕込みとなります。
長野に移住してから毎年、会社でだけでなく自家用でもいろんな種類の味噌を作ってきましたが、味噌づくりってとってもシンプルな分、完璧とかないんだなぁとしみじみ思います。
というよりもだんだん慣れてきて、どんな結末になっても「今年の味噌は、こんな風に育ったのね〜」って感じで、よほどの事がない限りみんなちゃんと味噌になるので、気張らず大らかに味噌を仕込んでます。
でも、やっぱり毎年毎回学びがある。
仕込んでから約1年、新しい味噌を仕込む前に味噌開きをするのですが、産膜酵母やカビのつき方、味噌の色、硬さ、塩味のつき具合、味や風味や発酵具合など、毎回違いが出ます。
仕込んで蓋をしてから一年ほど我慢して、いざ蓋を開ける時はドキドキしながら、一年前の味噌づくりの思い出を振り返ります。
9年なんてまだまだ浅いけれど、いろんな材料でいろんな場所でいろんな人と一緒に仕込む味噌から教えてもらう事は尽きる事がなく、今年も味噌づくりの会がとても楽しみです!
そして、今年は初山梨で味噌仕込み!
これまで、八ヶ岳、上田、関東での味噌づくりに参加してきましたが、とうとう山梨でも・・・DEFの味噌づくり会場コンプリートですw
3月22日(土)お味噌づくりの会 in 山梨営業所
アトリエデフ 山梨営業所は、八ヶ岳の南麓、山梨県北杜市高根町にあります。
小さな8坪の営業所の中とお庭を使って、味噌づくりを行います。
毎年この時期には、裏にある梅の花が咲いているのですが、今年はどうかしら?
大豆はしっかり二晩浸水させ、お庭の大釜で朝から豆を踊らせながら炊き上げます。
今年のお豆は、北杜市のお隣・長野県富士見町で育った無農薬無化学肥料の「借金なし大豆」。
植えれば植えるほど実がなり、借金を返すことができた事からついた名だそうで、縁起の良さげな借金なし大豆は甘みが強く、お味噌づくりにももってこいだそうです!
糀は、上田市にある老舗の糀店「山辺糀店」さんのもの。
昔ながらの製法で作り続けている麹は、そのまま食べると優しい甘さが口の中に広がります。
ぜひご賞味あれ!
お塩は、伊豆大島からやってきた「海の精」。
安心・安全な伝統製法で作られたミネラル豊富な粗塩で、ほのかな甘さとコクがあり、仕込んだ味噌には角のないまろやかな旨味が感じられます。
茹であがった大豆を大きな木桶にうつして、みんなで潰します。
その後、麹と塩を混ぜた塩きり麹を混ぜて、味噌玉を作っていきます〜。
全て手作業ですが、見た目、味、匂い、手触りなど五感をフル稼働した体験はすごく記憶に残るので、自分で作った味噌を食べた時の感動はひとしお!
これが手前味噌の醍醐味なのかなと年々感じてます^^
最後はしっかり空気を抜いて詰め込み、表面を綺麗に整えて完成です。
味噌蓋に関する小技はいろいろありまして、それについては当日のお楽しみに取っておきます〜^^
そんなこんなでつくる、DEF特製の手前味噌。
私たちが作るのは、大豆、米麹、塩のみでシンプルにつくる「信州味噌」です。
電気もガスも機械も使わず、じっくり時間をかけて、火と人の手だけでつくるお味噌。
自然素材で作られてる山梨営業所に住んでる菌と、みんながそれぞれ持ってる常在菌が、大豆や麹と発酵して、その年の味噌を作ります。
そんな菌のことも想像しながら、美味しくなーれ、菌ちゃんよろしくね〜、なんて言いながら仕込む味噌づくりの会では、本当に豊かな時間をいつも感じます。
お味噌の世界はとにかく奥深い。
漬ける樽、材料、家の作り、仕込む人、その日の気候・・・さまざまな条件が味を作ります。
はたして、今年はどんな味噌に仕上がるのかな?
久方ぶりの山梨営業所での味噌づくり、まだ若干空きがありますので、ぜひ一緒にお味噌を仕込みましょう^^
イベント詳細、お申し込みはこちらから★
大人も子どもも、みんなの手、大歓迎です!
ご参加、お待ちしてま〜す。
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