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アトリエDEF通信

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雨ニモマケズ

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でめ
上田本社

「忙しい。時間がない。休みたい。」
日本の会社員口癖ランキング上位に上るのではないかと思いますが、そんなことを言っていても、時間ができるときなんて一向に来ないのが現実。
その状況を打破するには、自分の意識改革なんだと砥石教祖に感化された社会人7年目。
そうして気持ち高めにカタカタ久しぶりすぎるブログ投稿をするのです…

はろ~でめです☆

先日、現在建築中のK様と、くりこまへ行ってきました!
家づくりがスタートしてから、ずーとくりこまの伐採ツアーに行きたいと、懇願されていたK様。コロナやら震災などでタイミングが中々合わずでしたか、ようやく竣工前に一緒に行くことができました!
伐採ツアーの標準な流れは、1日目に山へ入りLet’s伐採!→2日目に製材所見学をして、伐採した木を製材してみっぞー!という感じです。

ただ、今回は残念ながら初日は雨。
というか嵐に近い感じで、急遽スケジュールを変えて製材所見学からとなりました。
毎度、伐採ツアーにご協力頂いているくりこまくんえんでは、山から切り出された丸太たちがどのように仕分けされ、製材・燻煙・乾燥を終えて、構造材などの材料へ姿を変えていく工程を見学できます。


今回は、その燻煙の窯の中身が見ることができました↑
一度窯に火をつけたら10日間は開かずの扉となるので、とてもタイミングが良かった!
初日に雨で残念という気持ちが吹き飛ぶほどのラッキー(^^)


1日目に製材所見学となったので、くりこまくんえんの千葉さんがいつもよりじっくり、みっちり案内頂きました。

次の日は、無事に伐採を行うことができましたよ~。
今回は、机の天板に使うため、目の高さで直径30㎝ほどの木を選びました。



選んだ木は、ここまで成長するにも40年、50年は経っています。
立派に成長してくれてありがとうと、これから伐採をして命を頂くけれども、大事に無駄のないようにしっかり形に残していきます。と思いながら、みんなで手を合わせてから伐採を行います。
すごくこの時が、毎度はっとさせられるんです。

そして、チェーンソーを構えていざ、伐倒!
そんなに簡単にはいきませんが、くさびをトントン入れながら、K様、無事に伐倒することができました。

ご夫婦揃ってこのいい笑顔^^

とってもいい木を伐倒することができました!
製材して長野に運ばれてくるのがとても楽しみです。

おじいちゃんの代で植えた木が今こうして、木材として使用することができます。
そう考えると林業というのは、将来の投資。自分が生きているうちに成果が見えるわけではないけども、自分の子供たちや孫の代に渡せるもの。
このことを伐採ツアーを通して、「そうだよね」と再確認します。

今、ウッドショックだとか、世界情勢がとかで日本の国産材の需要が増えて、改めて国内の生産性というものに焦点が当てられてきていますが、これを機に木材の生産だけではなくて、生産が増えることで、山を育てていかなくてはいけないということにも関心が高まるといいなと思います。

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