kanto
家をつくる時、壊す時。
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最近、今住んでいる家(貸家)の道路を挟んで北側の古い家が解体されています。 たぶん築50~60年くらいの家で、だいぶ長い間誰も住んでなさそうでしたが、先日から解体工事が始まり、 今日ほぼ壊し終わっている感じでした。 そこで感じたのは、嫌な感じかもしれませんが「すっきりしたな」って思ってしまいました。 その家のさらに北側には畑があって(住宅街の中でポツンと)視界が広がってすっきりした感じを持ってしまいました。 元々建っていた家も平屋の小さな家でしたが、それでも、こういう感じを受けるものなんだなぁと思いました。 だから逆に、家がなかった場所に家が建てば、そのボリュームは否が応でも感じるだろうし、その逆もある。 でもそれで感じたのは、まったく無いというのは無理かもしれないけれど、無かった場所に建物が建っても そのボリューム感が嫌な感じではなく(家の大きさとか高さとか素材感とか配置とか要因は色々あるんでしょうけど) その場所になじんだ感じの建物をつくれるようになりたいなと感じた事と、
逆にその建物が無くなった時には、なんか足りない感じを受けるような建物であってくれたら良いなと感じました。
誰がどう感じるかなんて操作できるわけでもないのですが、ふと裏の家の解体が終わったゴミ出しの日の朝に感じた事でした。
ご拝読ありがとうございました。
まる。