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アトリエDEF通信

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建て方のその後。

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木造の建築には建て方という工程があります。

建て方、あるいは棟上げ。

こちらのHPがわかりやすいですね!↓

基礎の上に木材の骨組みを作り上げていく工程。

土台の据え付けから棟木の棟上げ、垂木の施工、野地板の施工と、けっこう早いペースで進んでいく工程になります。

大工さんも棟梁をはじめ、お手伝いの職人さんも手伝いに来てくれて、5~10人くらいでカンカンとくみ上げていきます。

秩父市で新築工事中の物件が12月あたまにその建て方の作業をして、
現在、大工さんが窓枠とか壁の下地材とかを施工してくれているタイミングでした。

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現場監督の馬場さんがいい感じに見切れました。

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今回の建物は「真壁」と言われる柱や梁が、ほぼ全部見えてくる建物になっています。

真壁とは?←こちらのリンク先に前に書いたブログがありますので、もしよろしければ。

まだこの状態の写真ではどの柱が全部見えているので、大壁の家なのか、真壁の家なのかはわからないとは思います。

真壁の家の方が若干和風な感じも少し出るかもしれないですね。

作る側の大工さんからすると、最終的に仕上げになってくる柱・梁がすでにこの建て方の時からずっと(4~5カ月)そばにあるので、傷をつけないようにとか、材料をぶつけないようにとか、サッシの取付とか間違えないようにとか、大壁に比べると神経を使う部分が増えるとは思います。

大壁と真壁はどちらが良い悪いとかではないので、その家にあった構造材の見せ方ができている家が良いのかなとは思います。

個人的には大壁の家だったとしても隠れてしまう柱や梁が見えている、この建て方後の状態で、軸組と呼ばれる建物の骨組みが美しいかどうか(まぁ美しいの定義も微妙な気はしますが)
自分なりの美しいの定義としては、
・骨組みがガチャガチャしていない
・建物の軸の通りがきれいに通っている
・平面方向とあわせて、高さ方向もガチャガチャせずに、ラインがきれいにそろうようになっている
・屋根の構成面もガチャガチャしない、シンプルな屋根面

こんなところでしょうか?

100人いれば100通りの考え方があるとは思いますので、あくまでも自分の思う、きれいな骨組み、最終的にはきれいな家の下地というところでしょうか。

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この家は、畑に囲まれた場所で、景色も良く、周辺環境はいう事なしの、とても良い場所だったので、その場所を無駄にはしないような家にできればなと思っております。

完成まではまだまだですが、建て方が終わると、家のボリューム感、空間のボリューム感が体感できるので、それが自分の想像とズレていないかとか、がしっかりと確認できるタイミングでもありますね。

大工さんの手刻みで作っているので随所に大工さんの技術の高さを感じさせる場所があったので写真を撮ってきました。

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ここからまだまだ工事は続きますが、最終的にどんな家になるのか?

乞うご期待!!

ご拝読ありがとうございました。

まる。

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