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アトリエDEF通信

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この木なんの木?

アトリエDEF
八ヶ岳営業所

こんにちは。

最近は毎日のまかないごはんづくりに四苦八苦している、新入社員のからさわです。

先日、かまどごはんの準備をしているときに、木っ端を割っていたところ…

社長から「この木はなんだと思う?」という質問が。

ぎくっ。なんだろう、無心で割っていて全然考えていなかった…

私 「スギ…ですか?」
社長 「なんでもスギって言えばいいと思っているだろう」
私 (しまった、ばれてる…汗)

そうです、私が割っていたのは、スギではなく、カラマツの材でした。
スギとカラマツの材を持ってみると、あ、重さがぜんぜん違う。

軽いほうがスギで、重いほうがカラマツ。
木材には比重というものがあり、樹種によって重さが違います。

スギは軽くやわらかいので、床材などに使うとひんやりせず、あたたかみがあります。
もちろん、やわらかいので、ものを落とさないように気をつけなければなりませんが。。

カラマツは、珍しく落葉する針葉樹で寒さに強く、長野県など、寒い地域にたくさん植えられている木材です。
営業所の向かいに植わっているのもカラマツです。

社長の話によると、このカラマツは初めは生えていなかったのに気がつくと生えてきたらしいです。
(横のカラマツ林から風にのって運ばれてきたのではないかということ。)
自然の力ってすごいなぁ。。

カラマツは油分が多く、湿気に強い材です。
そのため、デフの建物には主に外壁や軒裏に使うことが多いです。床材などにも使用します。

営業所の外壁や、


循環の家の床の一部にも使用しています。

スギよりは少しひんやりするかもしれませんが、カラマツの床材の艶感が個人的には好きです。

樹種によって、重さ、やわらかさとか、香りとかほんとに様々な特徴がありますね。
木材ごとの特徴を踏まえて、建物の素材選びをしていきたいですね。

ぱっと木材を見て、これは何の木ですねっていえるようになれたらかっこいいだろうなぁ。
というより、なれるように精進いたします~。

さて、明日の新人研修がんばるぞー。

からさわ

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