アトリエDEF通信

棟上げから、早くも一週間。
（当日のノンチャンレポートは、こちら！）

おめでたい本日は、原村 村営別荘地にてＳ様邸の上棟式です。
Ｓさんは、関東地方より原村に移住予定。ゆくゆく将来の定住を前提に、
しばらくは週末通いながら、薪づくりから野鳥観察、お庭の環境づくりまで
ここでの暮らしを丁寧に作っていく予定！

Ｓさんのお家を作って頂いています、大塚棟梁！
若い頃は手刻みの家をたくさん作っていたけど、最近はプレカット（工場で均一に加工する、現代主流の木材加工方法）が多かったそう。
ご縁あって、アトリエデフの家づくりに携わって頂けることになりました。

「最初は感覚を思い出すのが大変だったけどね。
でもね、やっぱり、たのしい。
自分の手で刻むのは、何よりたのしいよ。

それから、デフさんの仕事やってると、ノミとか刃物がきれいになるね（笑）
プレカットは機械が全部穴あけてくれるし、
新建材の家は、細かい造作なんてしないし、刃物が使えない大工もいるんだよ。」

大工道具であるノミと、トンカチ。
私の知っている古典的イメージですと、大工さんが腹巻に忍ばせているものです。

それが使えることがたのしい。
自分の手に宿る技術を、道具の力を借りてかたちにする。
作り手が心からたのしんで作った家は、きっと良い家になる！
そう信じているので、今日は、本当に良いお話が聞けたなあと
私はとってもうれしかった◎

Ｓさん、大塚棟梁、本日はおめでとうございました。
引き続き、楽しく、安全に、良い家づくりを宜しくお願いします！

by yosssy