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アトリエDEF通信

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八ヶ岳の風~大工さんの家具づくり。

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アトリエDEF
八ヶ岳営業所

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名残雪が降る八ヶ岳営業所を飛び出し、向かった先は伊那市の現場。
昨年末に上棟を迎えたIさんのお家の外壁は、そとん壁という火山灰が
塗られます。今はまだ下地材の姿で、これからが楽しみです!

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お家の南には広々とした里山の風景が広がっています。
窓から見えるそんな景色。晴れたら、とってもきもちよさそう!

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荒壁土(あらかべつち)、自然乾燥中。藁が、かわいい◎
荒壁土が乾き、表面にひびが入ったら、仕上げの中塗り土(なかぬりつち)を塗ります。
お家の中は土の水分でしっとりしていました^^

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2階では大工さんが作り付けの家具を作っていました。
ここは、寝室の洋服棚ができるところ。展開図を見ながら、ノミで床に溝を掘る。

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宮城県くりこまくんえんさんから届いた大きな杉材を、1枚1枚吟味して、加工に入ります。同じ杉材でも、節のあるなしや色で全部違う表情を持っているから、見えてくる所はどの板にしようか、選んでいるそうです。こういったひと手間が、美しい家を作るんですね!
ひとつとして同じ家具はないから、1枚ずつ、1工程ずつ全部違う手間です。こういう仕事を見せてもらうと、数千円で売られている量販店の家具は、いったいどうに作られているんだろう?と疑問になります。。。

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こちらは、リビングに設置するテレビ台。先程の棚と同じ、宮城県の杉材で手作り。
今回、私が最も感動したものが、こちら↓ さて、なんでしょう。
_DSC0056こちら、大工さんの手作り。細めの角材からカンナで削り、やすりをかけて作った
直径1センチ足らずの丸いステッキ。

正解は、こちら↓。
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板と板を合わせている釘を隠すため、埋め込まれている木なのです。
こういうのシールで隠すの見たことあるけど(うちにある○印良品の家具とか…)、まさかここに打ち込む細い木まで、大工さんの手作り無垢材だったとは、驚きでした(><)

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こうして打ち込んだあと、全体にやすりをかけて、でこぼこをなくす、ひと手間。
ちいさな手仕事の連続で、1つのテレビボードが完成しました。

DEFではこうした作り付けの家具をよく作ります。設計段階で、どこに何を収納するか、そのためにはどんな間取り、家具が良いか。じっくり打合せした上で設計プランに家具も落とし込みます。完成してから好きな家具を置くのもよいけど、安心安全な日本の無垢の木で、手作りで作れるものは、できるだけつくりたい。

明日から、いつもとはすこし違う気持ちで、1枚の棚を触ってみよう。
1つ1つを愛でて暮らせる、DEFの家はやっぱりいいなあ。

yosssy

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