胸高鳴る、感動の棟上げ。
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どうも、こんにちは!中森家です。
原村に移り住んで3度目の夏。標高1,000m以上の紫外線を毎日
浴びることに肌が慣れてきたのか、急激に赤くなる焼け方から、
ふと気づいたらやけに黒くなっている焼け方にお肌が変化して
きました。明るい所で鏡を見ると、わ!!びっくり!な最近です。
8月11日。なんと光栄なことに、中森家がすきな山の日。
自邸の上棟式を迎えることができました~!! わ~!
その時の様子は、みなみちゃんが書いてくれました(こちら)
で、ちょっと前にさかのぼるのですが、棟上げの日に立ち会う
ことが出来たので、その時の様子を紹介します。
7月28日 木曜日。
お休みの日だったので、一日かけて建て方を見学するぞー!!
と張り切って現場に着いてみたら…
既にけっこう立ち上がってきているぅう(汗)
現場監督のあっちゃんに聞いてみたら、
「柱を建てるのは、一瞬ですよ~!」とのこと^^;
しかし腕の見せ所は、ここから。柱の上に梁を乗せていくのですが
ここが、パシッと!決まるのが、すごくかっこいかったです!
かけやのリズムが響き渡る、現場。
クレーンに次に立てる木材をしばる、現場監督のえびさんとあっちゃん。
馬場棟梁が、全体指示。
これこれ!!シャチせんといって、釘や金物の変わりに、
木材と木材の結合部に打ち込むもの。もちろんのこと、これ1本1本、
場所にあわせて棟梁が作ってくれました。
下から見上げると、こんなかんじ。
馬場棟梁の刻み。
事前のこの準備が、きっと今日を決めているんだろうな…
大工さんみんなで、かけやの大合奏。
そして、いよいよ。棟木(むなぎ)が屋根の一番てっぺんに
かかります。家の一番高いところの木材。家全体を支える、とても
大切な木。棟上げのクライマックス。
建った~!!!!!!
中森家、そして今日の棟上げを見守りに、三重から来ていた
中森家の父と母。みんなで拍手。
その後、屋根をかたちづくる垂木(たるき)を、棟木に立てかけ、
今日の作業は終了となりました。
なぁあんにもなかった、自称・荒野に、立派な家を建ててもらいました。
ぼうぼうに生えた草を刈ったり、えっさほいさと、倒れたまま放置されて
いた木を、伐っては転がして運んでいた日々…
ここに家が建つんかえ~!と、喧嘩しながら夫と整備に明け暮れてた
日々は、今日につながっていたんだな・・・
構造材1本、1本が、その場所だけのために、刻まれ、用意され、
見事に収まっていく姿は、まさに圧巻でした。
複雑に刻まれた2本、3本の木が、見事に合わさり1つになって…
とてもよく考えられた、人の手仕事に、感動の一言でした。
宮城県栗原市 くりこまくんえんさんの杉の木。
たくさんの人の手によってこの場所に再び立ち、
これから一緒に育っていけることに、喜びと感動でいっぱいです!
最後に、大工さんたちとの記念撮影。頂きました!
一日を通してみることが出来た建て方工事。
ばあちゃんになっても、きっと忘れない感動の1頁です。
ありがとうございました。
中森家 tsuma