栗駒伐採体験ツアー①伐採編
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
こんにちは(^_^)
先日、宮城県の栗駒市の森に、お客さまと
伐採体験のツアーに行ってまいりました!
DEFの多くの家づくりでも使用している、燻煙&天日による乾燥材を
扱っているくりこまくんえんさんの主催で、実際に家に使う材料の
伐採を行うツアーです。
本当はみなさんに参加いただきたいのですが、ご予定と家づくりの
タイミングが合うお客様をお誘いしてのツアーとなりました。
今回の伐採場所は、50〜60年の杉が並ぶ、よく手入れされた美しい森です。
まずはどの木を伐るか、真剣に選びます。
立派な木が並ぶので・・・最後は感覚。木の声も聞きながら。
そして、これから伐らせていただくことに対して、感謝と敬意を込めて
二礼二拍手一礼を行い、塩とお酒で作業の安全を祈願してお清めを行います。
そして、いよいよ伐採開始!!
まずはチェンソーで受け口、追い口の切れ込みを入れていきます。
今回はたっての希望で、手鋸で追い口を入れられたお客様も!!
時間は30分以上かかり、体力も相当使いましたが、無事、
切れ込みを入れられました(^_^)
そして、最後は楔を打ち込み、木を狙った方向に倒します。
そして、ゆっくりゆっくり、巨大な木は倒れていきました・・・
この場に生まれ、50年以上の月日、雨風や雪、いろいろなことを
乗り越え、人の手も何度も何度も入って、たくさんの年月を超えて
育った大きな尊い命。
伐る前に見上げると葉や木自体が大きく揺れて、風がざわめいていました。
それは風の仕業なのですが・・・なんだか木自身がその命を揺らしたり、
命の音を立てたり・・・そんな風にも感じられました。
木を伐ることは命を頂くこと。
その木で家を建てるのは、頂いた命を家に宿すことだと思います。
もちろんおろそかにはできないし、建てるときも、建てた後も
大切に大切にしたい・・・
そうしたら、いつまでも私たちのことを見守ってくれている、
そんな風に思えた伐採の日でした。
命に感謝。
次回は、伐らせていただいた木を製材する様子をお伝えします。
ハヤシ