アトリエDEF通信

今日と明日、アトリエDEFでは埼玉県上里町で

「現代版土壁の家」の完成見学会を開催しています！

 

このところ関東は長雨、ときどき晴れの天気。

自然栽培による農業をされているこの家のお施主さん。

リビングとデッキの向こうに広がるのは、ぜんぶご自身の畑。

この日もトラクターで土を耕されていました！

お施主さんご家族の暮らしと仕事場、すべてがこの家から繋がっていきます。

 

 

今日は気持ちよく晴れまして、

南面に広くとられた開口部は太陽からの日差しが暑かったので、

よしずを立ててみたら、やっぱり涼しい！

玄関の京風格子戸と相まって、グッと和の感じがでました！

 

玄関の格子戸をあけると・・

そこは土間と薪ストーブの空間。

ストーブの背面は、藤岡瓦で仕上がっています。

わたし、この藤岡瓦の黒になんとも言えない渋さとカッコよさを感じます。

ここ上里町は、神流川をはさんでその向こうが群馬県藤岡市。

地域の伝統工芸をとりいれているところなんかもステキです。

自分の家づくりの際に、取り入れたい要素のひとつです。

 

中央でお客さんとお話をしているのは、この家をつくった

大工のアダムさん。

 

木組みの模型で、大工さん自らご説明。

木造建築の美しさ、やさしさ、強度など、

この家をつくったご本人からお話が聞けました！

 

ロフトは子供たちの恰好の遊び場。

高いところから外を眺めているところをパシャリ！

 

われわれ、DEFスタッフはというと、、

この家を設計した新井ちゃんと、見守り役の砥石さんは

なにやら親しげに会話。

 

ハヤシ先輩は、お施主さんとキッチンカウンターでおしゃべり。

 

ん・・？

外のテントでは、監督の近藤所長とアダムさんが手を握ってる？？

 

みなさん心地よい空間を体感されています。

 

そして、、、

夕方になると、

既にDEFの家にお住まいのオーナーさんたちが駆けつけて、

完成を祝ってくださっています！

ひとの想いが繋がって輪になって広がっていく。

このお家の「輪の家」という名前のとおりだなーと思いました。

 

 

自然栽培での農業に想いを込めて取り組んでいらっしゃるお施主さんと、

お友達でもあった大工さん。

DEFの家づくりに興味をもっていただいたお客さん。

DEFの家オーナーさんたち。

そして自然素材の家づくり、DEFスタッフの面々。

 

みんなの想いが輪になって、広がっていけば

きっと世の中はもっとやさしくて楽しくなれる。

そう感じた上里町見学会の初日でした！

 

明日も引き続き10時～16時で見学会を開催しています。

ぜひDEFの家を見に、遊びにいらしてください！

 

宮澤