鉄平石について。
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先日、諏訪市の採石場に鉄平石(てっぺいせき)を見に行きました。
諏訪地方の鉄平石は、八ヶ岳のマグマによって生まれたといわれています。
岩石の分類とすると、火成岩のなかでも、地下の比較的浅い場所で冷えて固まった火山岩の一種で、輝石安山岩に属します。
板状節理(ばんじょうせつり)*が発達し、厚さ数cmの板状にして切り出されます。
鉄平石という名前は、鉄のように硬く平らな石という意味の俗称です。
(板状節理:火山岩に見られる岩石中に発達する平らな板のような規則正しい割れ目。)
山道を登った先に採石場がありました。
石がばらばらと散らばっていて、さまざまな色、かたちのものがありました。
赤っぽいもの、青っぽいものなど石によって色がずいぶんと違いました。
ちなみに、鉄平石がどんなところで使われているかというと、
循環の家の外水道しかり。
工事部室の前の庭園しかり。
八ヶ岳営業所のあちこちで見られます。
飯田