kanto
群馬だより〜改修のお家のお引き渡し
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
こんにちは。
今日、粕川で改修のお家のお引き渡しがありました (^▽^)/
改修中の様子はこちら↓
こちらの建物は、築80年のおじいちゃんが建てた建物に、
築35年のお父さまが建てた建物が増築されていました。
今回、息子さんご夫婦が35年部分は全面改修&土壁化!!
80年部分は最小限の補修を行いました。
写真は80年部分の風格溢れる様子です。
天井を見上げるとこれまた堂々たる梁材が。
痛んでいた部分は新材で補修。
土間部分を挟んで全面改修したスペース。
土壁中塗り仕上げが古い部分と新しい木材の部分を
橋渡ししているようですごく馴染んでます(^_^)
全面を木材&土壁にしたことで、全体の材料としての
統一感が出つつ、まだまだフレッシュな様子が、
これからご家族が歴史を刻んでいくスタートのようで
とっても微笑ましい感じです(^_^)
外側も漆喰仕上&板張りで揃えることで新旧の建物が
統一されてすごくしっくりしています。
ちなみに、板張り部分は柿渋仕上げ。
全てお施主様が塗られました!!
両方の建物が繋がっている部分はあえて中塗り土に必要以上の
藁を混ぜてテクスチャーを強調する仕上げに。
これがまたすごく風合いがあって気持ちいいんです (^▽^)/
DEFに頼む以前にも何社か相談されていたお施主様。
しかし、古い建物を活かす方向性には疑問を示されたり、
乗り気になってくれなかったり・・・
DEFさんが初めて、「これは面白い」と言ってくれたことが
すごくうれしかった。
どうしてもこの建物を残したかったの・・・と奥様。
工事に入ってからも、ここまでやるのか、と驚きつつ、
おかげでやりたいことを全てやりきれた。
悔いはないです。
・・・とご主人。
積極的に工事にも参加され、家づくりをとてもとても楽しまれていました。
設計と現場監督と職人さんとお施主様みんなで一緒に工事をしました、と
現場監督の増田くん。
改修工事は、新築に比べると考えることも気を使うことも多くて
やっぱり大変。
でも、お施主様はじめ、工事に関わった人たちの、大変だったよー
とおっしゃっている誇らしげな顔を見ていると・・・
残して活かす、ということにはそれだけの価値があるなぁと
感じました。
Aさま、お引き渡しありがとうございました。
そしてこれからもお付き合い、よろしくお願いいたします(^_^)
ハヤシ
追伸。居間に佇む近藤部長とそれを見かけて
隣に落ち着く砥石部長の癒し画像でエンディングです♩