暮らし手。
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先月、土かまど用の土を見せてもらうために初めて訪れた長野県小谷村の「くらして」さん。
今日は「くらして」さんが暮らす、小谷村の大網地区の山を見せてもらいに行ってきました◎
大網に生きるおじいちゃん、おばあちゃんが植えて育てた木を使って大網の山を良くできたらという「くらして」のみなさん。
田舎の山の木をね、都会の町の人にも使ってもらえることを色々と考えているんだよと教えてくれた小林木材さん。
日本の山の木を使った家づくりで日本の山を蘇らせてたいというDEFの想い。
そんな話をしていたら今回もあっという間に時が過ぎてしまいました◎
建築屋と材木屋が話をするとなれば、
こんなところに使うこんな材が欲しいからどこかの山にないのか?というような話で終わりそうな気もしますが。。。
今、山にある木ならば、こんな所に使えるかもね。
今ある杉を切っていけば、下木にある広葉樹の幼木も育って行くね。とか
今年は木の実が山に少なくて熊が里にたくさん降りてきているね。とか
これから伐る山の話がたくさんでとても面白かったような気がします(^^)
そして、その山で拾ったトチの実でつくる栃餅の作り方の続きも教わりました◎
トチの実の皮の剥き方レクチャーを受ける戎谷部長◎
昔ながらの道具も使わせていただきました。
「くらして」というのは、この地域の風土や文化に寄り添い生きる皆さん自身が暮らし手になることが由来だそうです。
いかに自分のいる場所の風土に目を向けて暮らすか。
その大地で野菜を育てて、
その地域の山をあるいて、
その土地の食文化を学んで、
初めて身に付く暮らし。
自分もそんなことを楽しめる暮らし手でありたいと
そんな風に思いました(^^)
台風一過。
明日は久々の畑で収穫祭◎
Kyouhei