イエルカストーブが生まれる場所
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長野県の南の方に、中川村というところがあります。
そこに暮らし、薪ストーブをつくっているイエルカさんに会いに行ってきました◎
以前、何度か「循環の家」にも遊びにきてくださっているイエルカさん。
いつか工房に行ってみたいなぁーと思っていたので、
行く日が決まってからというもの、わくわく感たっぷりで過ごしていました♪♪
それはそれは、前日の夜に熱が出るほどに!笑
高速を下りてから、どんどん細くなっていく道。
対向車が来れば、もちろん道の譲り合い。
道の譲り合いって、知らない人同士だし、会話もしてないのに、
何となく親近感が湧いちゃうのはなぜなんだろう??
あ、さっそく話がそれた。笑
こんな風景の中で暮らすことができたら素敵だなぁ~
なんて思っていたら、突然現れた(!)大きな古い民家と蔵。
ここだよ、って言われて納得◎
イエルカさんご夫妻らしい、お住まいだなぁと思って嬉しくなりました♪♪
長い間、人が住んでいなかった古民家と出逢い、
ご夫婦でゆっくりゆっくり手を入れて、今のカタチが生まれたんだなぁと感じる住まい。
この家がつくられた頃とほとんど変わってないんだろうなぁという
周りの風景に、日本の自然の豊かさを感じたりしながら、
車を下りて導かれるように歩いていくと・・・
この場所で生まれたイエルカストーブたちが出迎えてくれました◎
DEFの八ヶ岳営業所ではお馴染の、「小梅」ちゃんもちょこんっと座っています。
もうすぐお嫁にいくんだそうです。
雨水はタンクに溜めて使うことだけが循環ではありません!笑
わかるかな??
この感じ!笑
陶芸家でもあるイエルカさん。
室内には、ギャラリースペースもありました。
並んでいたのは、シンプルな白い器たち。
台所の真ん中にでんっ!と座っている、
オーブンつきのイエルカストーブで焼かれたピザとの相性は抜群でした♪♪
あ、ピザ食べたのバレちゃった??笑
そして、織物もされるイエルカさん。
隠れ家のような2階で、奥様と二人で制作活動をしているそうです。
山羊の毛は、強いから丈夫な絨毯ができるんだそうです。
糸を紡ぐのも自分たちでされているそうです。
織るまでにもたくさんの手間、
そして、織り始めてからもたくさんの時間。
物を生み出すって、ものすごいエネルギーがいること。
でもやっぱり、物が生まれる場所っていいなぁと思います。
心が満たされる感じがします◎
コロコロ床に転がっているのは、黒山羊さんかな??笑
日常だからこそ、機能的。
機能的なものは、美しい。
美しいものには、手のぬくもり。
暮らしって、
いろんなものの積み重ねなんだなぁーって、
改めて感じました。
自分にとって大切にしたいことを
ひとつでもふたつでも心に留めて置きさえすれば、
自然とそういう暮らしができていくのかもしれないな。
感じるままに導かれていけばいいんだよって、
時間がかかるからこそ楽しいんだよって、
イエルカさんご夫妻の暮らしは教えてくれているようでした。
Děkuji
機会があったら是非訪ねてみてください♪♪たかはしでした