自然とかかわるということ
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畑仕事や森林整備をしていると、その過程で
蟻の巣を壊してしまったり、ミミズを傷つけてしまう
ことがあります。
草取りをするということは草の命を奪うことになります。
物を食べる、というときは必ず何かの命を
いただくことになりますが、それ以外に、土・山・自然を
相手にした作業をすると、ミクロの観点では何かしらの
命を脅かしたり奪ってしまうことがあります。
もちろん、マクロの視点でいえばその作業は
山にとって必要な作業であったり
土とともに暮らすには避けては通れない作業で
あったりします。
でも、そうは分かっていても実際にそんな場面に出くわすといたたまれない気分になったりもします。
自分が鍬をふるわなければ、自分が土を掘らなければ、
自分が草を取らなければ・・・・
まだ未熟な自分はそんなことを思うことがあります。
これでいいんだっていう答えは自分の中にまだありません。
きっと一生悩みながら、毎日いろんなことを感じながら
いつか見つかるかもしれない答えを探していくんだと
思います。
ハヤシ