高遠 コヒガンザクラ
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私の住む、高遠町。
タカトウコヒガンザクラが満開になりました!
奈良の吉野山、青森の弘前城とともに「日本三大桜」に数えられます。
桜の時期には、この小さな町に約30万人のヒトがお花見に訪れます。
今年は昨年より7日遅い満開☆約1千500本のサクラが
青空を覆い隠すように、モリモリと咲いています。
しっかりしたピンク色。
地元のおばあちゃん達は、今年は濃いきれいなピンクだ!と
言ってました(^^)
人混みを抜けて、少し離れた場所からのサクラも良いです!
高台にあるカフェ「木のすず」さんから見る、
桜・雪のアルプス・青空の三点セット。
ちなみに、「木のすず」のご主人は、キッチンや家具をつくる職人さんで、
DEFオーナー様のお住まいにも使われています。
奥さまの作るケーキと丁寧に入れてくれる紅茶がオススメ!
小学校のころから、この時期は授業どころでなく、
訪れてくれる全国の方々を迎えるために、公園のお掃除や、駐車場でのお茶サービスを
やりました。たくさんの方がさすが、天下一だね!と言ってくれるので、
この時期ばかりは、鼻高々になります。
この大事な桜を守ってくれているのが桜守さん。
私たちは桜の季節だけ桜を見ます。けど、
桜守さんは、一年間桜を見守りつづけます。
花が散り葉が出始めると、アメリカシロヒトリ対策。
薬剤散布を減らしてきているそうで、そのため虫は必ず発生します。
そのたまごを取り除く、地道な作業があります。
夏は草刈。秋になると台風対策で、幹や枝が折れないように支柱を立てたり。
秋が深まると剪定の始まり。
桜は、植えてから60年位が一番の見所。その後は衰えていきますが、
面白いことに、老いた木は、自ら新しい芽を近くに出したり、
新しい根を生やしたりして、自然に更新していくそうです。
最も気を病むという、雪。
降り始めから雪落としを始め、夜も管理事務所に詰めて対策にあたります。
妹の同級生が桜守をしていて、話していました。
病気や害虫の対策に使用する薬剤を減らしてきて、
8年目を迎えて、公園に集まるメジロ・シジュウカラ・コゲラ・アカゲラなどの鳥が
格段に増えてきたそうです!
毎年、きれいな桜が見れるのも、桜守さんの
力と心があってです。
ライトアップされた夜桜もきれいです!
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